ハイキングでの私の熱中症対策

夏のハイキングで暑さ対策の飲料と食べもの

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by Pixabay  clouds-3350771

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akirama ハイキング テーマは、「私の熱中症対策2021」

熱中症対策は、夏になるとメディアがいやというほど言っていますが、体温調整機能を維持させられるかがキーです。24時間エアコン環境ならば問題ないですが、街中にしろ野山にしろハイキングとなると、外気温にと直射日光にさらされ、身体の体温調整がうまくできないと熱中症の危険が出てきます。

基本は、発汗作用で体温を調整しますが、水分補給を常にしていないと、発汗だけでなく他の機能も問題が生じます。そして、水だけを飲めばOKではなく、同時に塩とミネラルの補充も必要です。

ここでは、私のハイキング時の熱中症対策をお話します。これですべてではないでしょうし、万全でもないですが、私の経験則です。

byPixabay panorama-3629120

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〇 熱中症の原因
〇 夏は歩く時間帯を考えよう
〇 水だけを飲むのは危険
〇 夏野菜と梅干しは抜群
〇 あとがき

 熱中症の原因

気温や日光、運動量によって体温が上がった時に、体温調整が体内の水分や塩分のバランスが崩れ正しく機能しなくなり、様々な症状が起こし、命にかかわる病気です。

体温上昇を防ぐために発汗作用の気化熱で体温を下げますが、この時に水分を汗で失い、水タンクが空になると汗が出なくなり体温上昇は、一般的にご承知の内容で、水分補給こそがキーとなります。

 夏は歩く時間帯を考えよう

最大要因は、気温が高い状態で生じる病気ですから、夏は昼間避けるのが良策です。通常の場合、その日の最低気温は夜明け前で、太陽が上ると気温も上がり、午後には最高気温になります。

朝に歩きましょう。夏は、朝5時には明るくなります。大都会は、朝でも気温が下がりにくいですが、歩こうとする野山は快適な気温のはずです。電車ならば一番電車利用で、車ならば夜明け前に出発して、ハイキングは10時までにゴールイン。そして、暑くなる午後にはお家に帰って、涼しく過ごすのが、夏のハイキングのベストです。夏の早朝半日ハイクです。

朝一番の野山は鳥の鳴き声も多く、今の時期だとホトトギスが特許許可局」とか「テッペンカケタカ」と朝に鳴いています。いつもとは違う鳥の鳴き声を朝に聞くことができ、野山の夏の朝の気持ち良さは、格別です。

ネックゲーターや冷感タオルは、かなりの効果がある

ネックゲーターや冷感タオルは、かなりの効果がある

 水だけを飲むのは危険

水分補給は定期的に必要です。スポーツドリンクは、摂取するべきものが含まれていて良好ですが、糖分が気になり飲みたくないは結構ある話で、水を飲みがちですが、水だけでは必要なものが補えません。

汗は、承知の通り塩分を含んでいます。血液は約0.9%の食塩水と同じ浸透圧を維持していて、水分と塩分、さらに各ミネラルも汗にとなります。だから、水だけでは塩分やミネラルの補充ができず、ややこしい症状を起こします。

そこで、スポーツドリンクがこれを補いますが、「きらい」があります。一番は、カフェインがなくミネラル量が多いとされる麦茶で、昔から麦茶は夏の定番でした。そして、塩分補給を忘れないようにしてください。

身体の水分出納は、1日に平均2.5Lですから、歩けば相応な水分が必要になります。

ザックに小さいクーラーバッグ 蓄冷剤で冷やしておく

ザックに小さいクーラーバッグ 蓄冷剤で冷やしておく

大きいクーラーブックスに氷を入れてたくさん冷やして車に積む

大きいクーラーブックスに氷を入れてたくさん冷やして車に積む

 夏野菜と梅干しは抜群

スイカ、キュウリ、トマト等の夏野菜は、失うミネラルを補ってくれ、元来、体温を下げる効果があると昔の人は教えていました。冷やした夏野菜に塩をパラパラとかけて、食べると爽やかさが広がります。夏野菜と柑橘系の果物は、とても大きな清涼効果を発揮し、ミネラル補充ができます。塩は、携帯して水分補給の時に僅かになめてください。

梅干しは、必需品です。塩分とミネラルの塊で、どんな形でも携帯できます。お弁当は、塩の効いたおにぎり。子供の頃、遠足のおにぎりは「橋を渡ると塩味が薄くなる」と祖母が言っていましたが、時間経過で薄くなります。

熱中症対策の必需品の食べもの

熱中症対策の必需品の食べもの

飲料や食べ物を持って歩くのは重いですが、夏は譲れない一線です。この時に、小さいクーラーバックに入れると蓄冷剤で冷やすことができます。「冷たい」は効果大で、休憩時の冷えた夏野菜はおいしいです。

私のザックは、たくさん入れています。飲料(水、麦茶を1-1.5L) 梅干し、塩、キュウリとミニトマト、塩の効いたおにぎり等々、必需品です。

そして、車ならば、クーラーボックスを置いておき、みっちりと飲料食べもの、特にスイカを冷やしておけば、ゴール後の楽しみです。この時、蓄冷剤より絶対に氷です。冷却力が大きく、解けた水はタオルで最高のおしぼりです。
とにかく、「冷たいもの」は肝です。

by Pixabay cucumber-5060699 夏野菜効果は大きい

by Pixabay cucumber-5060699 夏野菜効果は大きい

by Pixabay watermelon-1969949

by Pixabay watermelon-1969949 大きなクーラーにスイカを冷やす

 あとがき

地球の温暖化で気温は年々上昇ですが、温故知新の夏野菜効果は、アウトドアーでかなりの効果があります。お試しください。

そうは言っても夏のハイキングは、かなり厳しい環境で、気温が比較的に低い野山でも、直射日光は同じですから無理をすることは禁物です。夏のハイキングは、絶対に無理をしないが肝要です。

そして、飲料など必需品は、「足らないより余る」が基本です。重たくても持って行くことをお勧めします。野山のハイキング、自動販売機もないし、勿論コンビニもないですから、たくさん担いでいきましょう。