エッセイ「残暑の9月の日々いろいろ」

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 akiramaの日々のいろいろなエッセイ

byPixabay field-533541

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旧暦で9月は「長月」。異名は季秋で、晩秋とされているが旧暦なので10-11月の話だ。秋どころか、まだまだ夏の感覚。9月というと、十五夜お月さんの月見。しかし、今年は、旧暦の8月15日は、10月1日で来月だ。コロナ禍が続き、梅雨の長雨に酷暑。どうも日頃と違う日々が続く。

中秋の名月も来月で、残暑だけの9月と思っていたら、秋風がやって来た。暑さ寒さは彼岸までと言われるが、厳しい残暑で疲弊したが、お彼岸からこっち随分陽気が涼しく、ひと息つけた。エアコンに入り浸れば汗もかかずに快適だが、ずっとエアコンというわけにもいかず、温度変化で調子が良いわけでない。天然の涼風は心地良く嬉しい。生き返ったが、真夏の睡眠不足や疲れが一気に出てきた感があり、好調に程遠い。

それでも、一気に空が高くなり、秋の雲が透き通った青空に見えると励まされる。次は、黄色や赤に色づく秋になる。

byPixabay salad-2805813

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夏の暑さでハイキングどころではない。そこで考え付いたのが、朝ごはんのピクニック。朝の時間帯ならば強烈に天から降り注ぐ太陽光もなく心地よく過ごせ、うまい朝ごはんを食べて、熱くなる時間帯にはそそくさと引き上げるとして見た。これ正解。いわゆる、早起きは三文の徳みたいで、朝活ができた。(別記事に記した)

ピクニック定番のサンドイッチやバケット、番外編は炊飯と天玉うどんだったが、これがまたうまかった。歩くや料理を作るが目的でなく、ひたすら「食べる」のがピクニック。欧米の赤のギンガムチェックのシートとバスケットが古くから有名で、これを持って野山へ、ひとつのピクニックのスタイルだが、日本古来のお花見も立派な和風ピクニックだ。豊かな自然の中での食事は格別においしいので、古くからハイキングのお弁当より少し豪華にして、ワイワイしながらしっかりと食べるこのスタイル、洋の東西問わず楽しい時間だ。

前日の冷蔵庫を物色すると、朝ごはんピクニックくらいは何とかなるので、次回が楽しみ。

byPixabay sea-turtle-688255

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2020/9/4 11:55神戸新聞NEXT掲載
4日午前6時45分ごろ、兵庫県明石市大久保町江井島の江井島海岸で見つかったアカウミガメは体長約1メートル、甲羅の長さ約80センチ、かなり衰弱しており、神戸市立須磨海浜水族園で保護し、点滴などで治療する方針。

という記事が写真とともにあり、思わずウミガメが来たと喜んだ。明石の砂浜海岸は、都市近郊の割には多く残されているが、平成26年を最後にウミガメの発見がなく、海の環境が変化している寂しい事実なんだろう。アカウミガメの産卵は5-7月とされているが、具合が悪くなって外洋に帰れなくなったのか、元気になってまた戻ってきてほしい。なんたって、亀は万年と言われるから。

byPixabay carapace-1851102

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家の窓の向こうは漁港があり、何年も前から身体の大きなトンビが、大きく羽を広げながら飛ぶ姿を見てきた。上昇気流に乗って、空高くまで滑空する様は、見事だ。公園の木が成長して生い茂るところもあるので、巣があり居ついているのだろう。翼長は1m以上と大きいので、雌なのかもしれない。猛禽類はメスの方が大きい。いつも1羽である。群れる鳥ではないので、1羽なのかもしれないが、孤独かもしれない。あれだけ大きく成長しているので、随分長く生きているから、老鳥かもしれない。新聞にこんなことが書いてあった。孤独は健康上悪く、日々タバコ15本吸うのと同じくらい不健康だと。

トンビがタバコを吸うわけでもないが、孤独はどうだろうか。風雨の強い日は、鳥は飛んでいない。トンビもだ。どこかの木の上の巣でじっとしているのだろう。お腹もすくだろうし、おまけに退屈だろう。

秋の青空が広がる時のトンビは、爽快さを醸し出し、勇壮さも見えるが、台風の時は、強い風雨に気が揺れおびえている感じがする。

byPixabay animal-3528306

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byPixabay river-679011

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秋分の日、今年は22日であったが、一般的に真東から日出で、真西に日没するので、ほぼ昼と夜が同じ時間になるということだ。

方位やそれを知る羅針盤などは紀元前の古代中国が発祥とされるが、その頃に秋分などの二十四節気が生まれている。そんな時代に発見をして定めたのか、恐れ入るばかりだ。

日の出が遅くなったと感じるのがこのころだ。夏には、4時半には空が白んできたが、今は5時半を回らないと明るさを感じない。1年の3/4が進んだ。ここから、冬至まで朝が遅く夜が早くなり、どうも暗いところが嫌いな私には、苦手な季節が来る。

加古川市の高御座山山頂に高御座神社がある。548年の創建だから長い歴史であるが、その山頂の社殿は、ぴったり節分(立春)の日の出の方向を向いているとされている。今から凡そ1500年も前に、驚くばかりだ。

秋分の日に高御座神社の社殿の方向を思わず思い出し、秋晴れの日に高御座山に登り、参拝をしたくなった。

思いついたこと、日常でのちょっとしたこと、日々の出来事などをmini版で書いています。何気なく生活していると、心躍ることや残ることが出てくるもので、それを文字にしてみたく始めました。