エッセイ「12月 師走のいろいろ」

 akiramaの日々のいろいろなエッセイ

茅場町の長寿庵の天ぷらそば 年の瀬は、天ぷらそばがうまい

茅場町の長寿庵の天ぷらそば 年の瀬は、天ぷらそばがうまい

年の瀬の「師走」があっという間にやって来た。世の中がとても早く過ぎ去るように感じるのは、することなすことが、若い時分の倍ほど時間のかかる年になったからだろう。

茨城県のひたちなか海浜鉄道湊線(勝田-阿字ケ浦)は、いわゆる第3セクターの元国鉄の現代版だ。全国のこの手の鉄道は、利用客の減少で思うように経営が成り立たないのが少なくない。通勤通学の乗客が、PRと利用しやすい定期やダイヤのおかげで増え、観光施設も含めて廃線どころか延伸計画になった。使いやすいダイヤで走る鉄道は、バスよりはるかに便利で利用頻度は高くなる良い循環に入るのだろう。

この播磨地方にも同じような北条鉄道がある。現在3両のディーゼル列車があるが、乗客が増え単行では追い付かなくなり2連運行が始まり、3両がフル回転となった。整備やもしもの故障を考えると、もう1両必要になりJR五能線を走っていたキハ40を購入して、3月から営業運行になるそうだ。ひたちなか鉄道同様に乗客が増えたおかげだ。しかし、キハ40とは、これだけで観光集客ができる存在で、JR五能線の塗装のまま運用するそうだ。

津軽線 蟹田駅のキハ48 三厩行き 竜飛岬へ向かう この色のキハ40が北条鉄道に来た

津軽線 蟹田駅のキハ48 三厩行き 竜飛岬へ向かう この色のキハ40が北条鉄道に来た

写真は、五能線の隣り、津軽線を走っていたキハ48。運転台が前後か片方かの違いみたいなもので、塗装もこれである。遠く播磨にやって来たキハ40は、氷点下の潮風と豪雪に耐えることが無くなった播磨地方で、ホッとしているだろう。

しかしながら、的を得た経営とは立派なものだ。

byPixabay  japan-g960388270

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地元紙の正平調というコラムで作家の『開高健さんのコラム「寝正月の快楽」に、枕元に魔法瓶、急須、せんべい。布団に入り、カイコのように読み進む。眠くなれば眠り、目が覚めればまた読み始めると』とあるのを読んだ。やってみたくなった。初日の出を見て、地元の神社に初詣、せがれ一家と娘が来て、お節料理を食べると元日は終了。出かけるのは、正月が世間からひと段落してからとなるだろうから、本を読むのはいいな。今や、電子書籍ならば24H購入できるので、布団の中からも好きなものがいつでも手に入る。

byPixabay book-4878050

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エアコンの効いた部屋で読むのと違い、ぬくぬくとした布団で読み、せんべいをかじりながらお茶を飲み、うつらうつら天下泰平で、ぬくぬくとした心地よく暖かい布団の中で読むからこそ、五感に違った響きを感じさせてくれるようだ。

byPixabay fashion-1979136

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大往生のご老体がお亡くなり、お別れの会に行くので久しく機会のなかったスーツなるものを着た。弔問外交ならず、学生時代の体育会の仲間と会う機会にもなった。何年も会うことが無くても昨日会っていたように会話のできる仲間である。みんなええ年になっても会うと、腹の底から笑えるような会話になり、なんにも変っていない。話題に健康など若い時分にはなかったことが多くなるのは、みんなして年をとった証拠であり、困ったものだ。

byPixabay suit-407086

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ダークスーツをどれにするかと思っていると、広島の百貨店のラベルのが見えた。あちらに赴任中に作ったものだが、10年以上経過しているはずで、試しに恐る恐る着てみた。あの頃よりは絶対にデブになっていると思ったが、すんなりと着れた。確かに一時は、スーツ以上のサイズになっていたが、多少なりともダイエットできたようで、かなりうれしい。現役引退で随分古いスーツを処分したが、生き残りの古手のスーツ、洗濯ラベルもありピシッとしているので、これを着ていくことにした。かなりうれしく、素直に喜び、旧友に自慢をした。

byPixabay shrimp-g18014c675

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歴史的に先進国のイギリス「動物福祉法案」の保護対象に、新たにイカ・タコなどの「頭足動物」や、エビ・カニなどを追加すると発表したという記事を目にした。今後これらの生物を生きたまま冷凍したり、茹でたりすることは「非人道的」だとして法制化するとか。

エビカニがいけないのか。生きているうちに調理はダメで死んでからなら良いというが、その境目が私には見えてこない。コロナ禍でたいへんなイギリスの議会でまじめにこんなことをされたのかと考えてしまう。子牛や子羊を料理されるのは、これとどのような違いがあるのであろうか。他国の文化に口出す気はないが、まさかに日本でこれはないだろう。明石の河津エビは活きた海エビで、これを茹でたり焼いたりはとてもおいしいが、日本人で良かった。

byPixabay tempura-5312128

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その海老のお話。年越しそばを大みそかに我が家も毎年頂いている。そばは、細く長いので、寿命や家運を伸ばすからと言われているが、様々な説があり真偽のほどは解らいない。忙しい大みそかにそばだと手軽に作れるし食べれるということで、普及したのではないかと思う。

で、そばに天ぷら。ただでさえ忙しい夕方に天ぷらを揚げるなんてとんでもないので惣菜物を買うわけだが、この天ぷらが平日の3倍も4倍もの価格にスーパーではなる。タダ同然の天かすまでもだ。海老が大きくなった訳でなく、いつもの通りに細身の海老に厚着の衣である。単に足元を見た阿漕なぼったくりに思える。スーパーさん、特に大手。悔しいので、天丼屋さんの天ぷらを買った。平日価格だし、衣も若干は薄着で、阿漕な真似はしないから、たくさん買ってきた。

思いついたこと、日常でのちょっとしたこと、日々の出来事などをmini版で書いています。何気なく生活していると、心躍ることや残ることが出てくるもので、それを文字にしてみたく始めました。