エッセイ「7月の日々のいろいろ 2022」

 akiramaの日々のいろいろなエッセイ

byPixabay natural-g99db2ad30

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文月と呼ばれる7月が終わった。あと、5か月で年を越えることになるが、ここまで何ができたかと7か月を想ってしまう。

7月の花のひとつは蓮。観賞用の整備された池の蓮の花は見ごたえのある花を水面に咲かせ、多くの人を感嘆させる。蓮根畑も蓮の花が咲く。手入れをされた池とは違う泥の池のようなレンコン畑。よく通る道すがらに蓮根の大きな葉っぱが、水の中からにょきにょき生えている畑があり、この時期になると、大きなつぼみが大きく開き、見事な白いハスの花を咲かせる。泥の畑からこんなに清廉な白い花を咲かせるものかと、毎年感心をする。後述の携帯屋さんにも見て頂きたいものだ。

byPixabay apple-g3b5393f5f

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6月に早くも梅雨が明けたと言った途端に7月は梅雨模様。梅雨のような天気が7月中続いているようで、天気予報は毎日、傘を持っておくと安心ですや熱中症を繰り返している。世の中が不安定だと、天気まで不安定だ。

そうしたらauの携帯電話回線が2日全国的に通信異常を発生。緊急通信から情報通信ができなくなり、国のインフラの一部が動かなくなり、仕事の滞りはたいへんだったろうが、土日で多少は良かったのかもしれない。110-119番もできない。どうやら携帯キャリアとインターネットとwindowsの僅かな会社に世界は握られているのだろうか。怖いものを垣間見るようだ。そして、そのお詫びというのが月末に出てきたが、200円。額の問題ではなく、その数十倍を毎月支払っているが、その会社の莫大な売上を鑑みた心がないようで、何かが違うような気がする。

スマホは、どんどん必要以上のオーバースペックになり、無駄な高額へと、同時に、ユーザーから離れていく気がするが、いかがなものか。

デンマーク・コペンハーゲン大学ニールス・ボーア研究所提供

デンマーク・コペンハーゲン大学ニールス・ボーア研究所提供 「GLASS-z13」

ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が観測した、最も遠いところにある銀河「GLASS-z13」とみられる画像。デンマーク・コペンハーゲン大学ニールス・ボーア研究所提供)というニュースを見た。研究所提供が出典元の画像だが、赤っぽい塊にしか見えないのが素人で、135億年前の光だそうだ。地球から見た最も遠い場所ということで、135億年も光が走って来た……、135億光年の距離……。

1秒間に地球7周半30万kmも進む光。1年間では9兆4605億kmの距離だから、9兆4605億km×135億年だ。「だ」と簡単に記したが、桁も位もわからない世界で、なんで135億年とわかるのか、凡人にはまったくわからない。

明日のごはんに役立つ話ではないが、でも、「200円しか払いたくない」というようなことばかりの世の中では、不愉快極まりなく、こういう話が無かったら面白みがない日々なんだろうと思う。

7月7日は七夕だから、おりひめとひこぼしを想いながら、果てしない宇宙を夢見たい。

byPixabay t-shirt-4367577

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Tシャツはコットンと思い込んでいた節があるが、最近の様々な化学繊維は見事な機能だ。年々進化して、汗でべたつくことなくどんどん乾燥させる能力が、さらに向上している。夏のアウトドアーには、この上なしだ。汗による気化熱で体温を下げる、100gの水分で1度体温が下がると言われるが、汗でシャツがべたべたとまとわりつかれると、余計に暑くなる。ところが、さらっとしている感触は、アウトドアーにはたいへんありがたい。

何年か前のこんなうたい文句だったTシャツと比較すると歴然の違いを感じる。それに、低価格だ。

トウモロコシとマダコを干した 味は絶品

トウモロコシとマダコを干した 味は絶品

熱中症対策でエアコン漬けになると何もできない。極力外気温に触れるようにしているが、暑い。地元朝採りコーン、トウモロコシの干しものの2回目3回目を7月に干している。カラカラになるまで干している。それなりの重量で大きさもあったものが、水分が抜け小さく軽くなってきた。大切に保管して、季節外れの秋や冬にトウモロコシご飯を炊く。

もうひとつ干したのが、マダコ。何でも、干すことで旨味成分が凝縮され、とんでもないおいしさを作り出す。トウモロコシもだが、タコはさらに上だ。干しあがりを保存するが、我慢できなくなり足を何本か切って、タコ飯を炊いた。このおいしさは、幸せを感じる味だ。熱い炊きたても、冷や飯も違った旨味を出す。暑い夏は、干しものに向いている。

byPixabay dolphin-g6ff030157

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福井の海水浴場にすり寄って来て噛みつくイルカが現れ、けがをした方が多く出た。噛みつかれたら怖い、あの巨体で大きな口にたくさん並んだ歯は、海中で見たらさぞかし怖かったと想像する。あの運動能力と知能のイルカ、攻撃ならばもっとメリハリがあるだろうから、イルカさんは甘噛みかなんかのつもりでスリスリして遊んでいるんだろうが、少々迷惑な話だ。

大昔にテレビドラマでフリッパーなるものがあり、イルカと海で生活をするあんな話は、海好きにはひとつの夢追いだろう。怖いけれど、スリスリされたらどんな気分だろうか。

思いついたこと、日常でのちょっとしたこと、日々の出来事などをmini版で書いています。何気なく生活していると、心躍ることや残ることが出てくるもので、それを文字にしてみたく始めました。