エッセイ「9月の日々のいろいろ 2022」

 akiramaの日々のいろいろなエッセイ

彼岸花の赤は、この季節に何をアピールするのだろう

彼岸花の赤は、この季節に何をアピールするのだろう

長月 涼しくなって夜長になるということだとか、9月は残暑ながらもこんなに昔から暑かったのか。寒さ暑さも彼岸までという言葉があって、彼岸を境に涼しくなったが、そこに至るまでの暑さはかなりのもので、地球温暖化は確実に進んでいるんだ。

コロナかは収まるどころか、どんどん身近に及んできているようだ。かかりつけ医は何事が無くても月に1回は行くようにしているが、9月中旬までは発熱外来はいっぱいだった。身近な知人が患い始めているのも、悪魔が忍んできているようで、薄気味悪い。38-39度の熱が4-5日続いたと回復後に何人もから聞いた。一旦は収拾したようだが、インフルエンザの季節は、コロナも暗躍するのだろうから、終わりが見えそうもない。

byPixabay virgin-g730c9c05b

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そして、いつまで鎖国を続けるのだろうか。外国への旅などいつのことだろうか。

2020年1月からコロナ禍となってもうすぐに4年目に入るが、その間ほとんど地元の生活だ。もう何年かして鎖国が解けても、もう行くのが面倒な年になっているのかもしれない。何もできな高校や大学を過ごした若い方々もかわいそうでならないが、隠居組もかわいそうだ。

香港金域假日酒店からのおいしそうなメルマガ画像

香港金域假日酒店からのおいしそうなメルマガ画像

香港金域假日酒店 香港の九龍にあるホテルでホリデイインのことだ。海外の仕事もあり、香港に行った際に何回か泊まった。未だにメルマガが届き、それにはおいしそうな香港の料理が見える。中華は広州の方がうまいと思っているし、台湾があの手の料理は、フードコートレベルでもとてもうまい。料理の写真を見ていると、食べに行きたくなる。LCCに乗れば、信じられないくらいに安くいけるし、機内泊でホテルを無用にできる技もある。が、普通には行けない。普通に行ける頃には、LCCに乗る体力もなくなり、機会を失うことになりそうだ。

涼しさがある山間は、何よりだ

涼しさがある山間は、何よりだ

日帰りのドライブ。ひとりで行けば、それもお弁当持って行けば、コロナ禍も怖くない。まあ、ドライブなどという言葉自体が過去のようなものだが、出かけることは見聞を広め、脳の活性になろう。さすがに、真夏は、車から一歩も出たくなくなりそうで避けた。山や渓流を見ると、心落ち着く。

もうすぐに見られなくであろう、播但線のキハ40系の生野越え

もうすぐに見られなくであろう、播但線のキハ40系の生野越え

ローカル線を走るディーゼル列車は、こんな日帰りドライブの中の景色の一部だ。まあ「鉄」が嫌いではないのでそうなるが、儲からないから廃線だのとふざけたことで、新幹線でたらふく設けているのはどうしたのだが、いずれバスになってしまうのかもしれない。まだ、兵庫県にはローカル線が走っていて、旧態の古い車両は貴重な文化だ。きれいな景色とともに少し撮っておきたいので、ドライブついでに「撮鉄」を含めることにした。

電気自動車でローカルの1日旅だ。200km走ってもガソリン2Lものコストがかからな電気で、トコトコ走る。充電施設の少ない地方エリアでは、ましてや山間部では、事前に充電をしないととんでもないことになるので、200kmだと最低2回は充電しないと山間部では精神衛生上悪くなる。充電の手間はあるが、コスト安く播但路の水車のある農村風景を楽しむことができた。田んぼの彼岸花は、目の覚めるような赤で、水路の梅花藻も可憐であった。

 播但路 新野の水車と梅花藻を見にドライブのページ

byPixabay electric-car-g3b52f9b55

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電気時自動車 日産サクラが売れているそうだ。軽ならば燃費が良いので単純なガソリンが一番便利だと思う。もうすぐに来る冬、低温期の充電効率の悪さと暖房による電力消費の大きさで、皆さんびっくりでしょう。うふふ… 先日新車購入した知人が、神戸三宮まで(往復80km程)は高速乗らないで一般道走ってくださいと日産に言われたと私に言うのです。サクラでは、電力消費の激しい高速走行は、そういうことなんだ。多分充電しないと帰ってこれないかもしれない。なにごとも、カタログに書いてあるようには絶対ならず、充電回数は、バッテリー容量に関わらず想定より多くなり、これが面倒なならば、まだEVは避けた方が良いでしょう。 でも、まだこのレベルなんだ。

海に浮かぶ 十七夜の残月 違う趣きを感じる風情

海に浮かぶ 十七夜の残月 違う趣きを感じる風情

大きく真ん丸な月が、少しは過ごしやすくなった夜空にポッコリと浮かび上がる中秋の名月「十五夜」は、好きだ。月明りは意外に明るく、夜に影ができるほどに照らし、満月を撮影するとなるとシャッタースピードは、1/800だから相当な明るさだ。

穏やかな日和の夜の月は、何とも言えなく心を安らかにしてくれる。十五夜の9/10、あいにくの曇り空で見えずに残念。そのかわりに十七夜が9/12で、その月の入は9/13の朝になる。この日は晴れた。夜明け前の西の空に十七夜は輝いて浮かんでいた。この月の輝きの横に小さいながらもしっかりと輝いている木星が見えた。月まで38万km、木星は凡そ8億kmと桁違いの距離だが、太陽光を跳ね返し存在感を夜空に出していた。さらに、夜明け後も薄青くなった西の空に残月として姿を現し続けた。夜の月光も美しいが、残月の趣はまた違い、随分と徳をした気分であった。

思いついたこと、日常でのちょっとしたこと、日々の出来事などをmini版で書いています。何気なく生活していると、心躍ることや残ることが出てくるもので、それを文字にしてみたく始めました。