ミニエッセイ 好天日常 いい天気だなぁ 3

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 2024/10/27 炙り

炙りという料理がある。肉の炙りもあるが、ここでは魚の炙りのお話しだ。大好物である。一般的で、どなたもが食したことがありそうな炙りの代表は、鰹のたたきだろう。遡ること江戸時代に土佐地方で鰹を生で食べて、食あたりが多く生じたことがあり、生で食べてはならないと御触れがでた。でも、生で食べるのがうまいので、焼いたように見せるために炙ったのが、鰹のたたきの原点だそうで、町の食いしん坊の悪知恵が、現代のおいしいものとして伝わっていることになる。

魚の皮と身の間には、脂があり、旨みが凝縮されている。刺身にして残った皮で出汁をとるとわかるが、間違いなく旨みの凝縮だ。焼き魚の皮の部分がうまいのは、これである。刺身のように切るが、皮は取らずに火で炙る。少し焼けるくらいにすると旨みの脂分がにじむように身になじんでくる。これを刺身のように食べるのもよいし、寿司だねにすると、食べすぎになれる。

食通は、どの魚がうまいかをいろいろとご存じであろうが、私にとっての一番は、サワラだ。「鰆」と書くので春が旬かと思うが、うまいのは脂がのった晩秋である。ブリ一族もうまいが、鰆の炙りは、絶品だ。

釣りでハマチやブリは何とか狙って釣れるが、サワラとなると確率が下がる。うまいものは、狙いにくいのだ。サワラが釣れると、半身は炙りだ。残りの半身は、骨をつけたまま焼く。ともに皮を取ることはなく旨みを温存させるが、刺身にした部分の皮は、吸い物だ。

晩秋だ。今年は脂がのった型もののサワラと出会えるだろうか。好物を堪能できるほどに食べつくしたい。

 2024/10/20 石垣島のラム酒

石垣島のラム酒を頂いた。沖縄といえば泡盛と思っていたが、なかなかどうしてサトウキビの産地であるからにして、ラム酒も盛んに製造されているようだ。ちょっとしゃれた感じがするし、飲んでみると美味しく単純に酔えるのが気に入ってしまった。誰かの沖縄土産にまた頂きたいと思ってしまう。

ラム酒は、意外に売っていないもので、ジンやウォッカはいろいろあるが、ラムとなると近所では見かけず、百貨店に出向かないと手に入らない。原産は、カリブ海のどこかの島だとか、モヒートやダイキリなどがカクテルで有名だが、誰でも簡単に作れるのはキューバリブレ、なんとなくヘミングウェイの世界のようだ。ヘミングウェイが愛した酒場というのがハバナにあるそうだが、ここでモヒートを飲むと、とても素敵な気分になれるのだろう。

海賊船が手下に飲ませて勢いをつけたとか、イギリス海軍が兵隊を鼓舞させたり娯楽で飲ませたという話もあり、イギリス海軍の話は有名だし現在に至っているはずだ。蒸留酒だから、日本酒のような悪酔いはしないものの、度数の高い酒だから、かなり効き目の燃費は良かろう。

砂糖を絞った廃糖蜜から作られるものが世界の97%以上だとか、もうひとつ絞り汁から作られるものが3%。当然ながら、後者の方がいわゆる上等なものだとか。しかし、これはサトウキビの産地でしかできない製法らしい。でも、産地の石垣島では、この上等なラム酒を製造しているそうだ。これをどなたかおみやげにしてくれないものだろうか。飲んでみたい。

 2024/10/08 通信販売で購入するのが面倒になってきた

「いつ配達になるんだろう」とくたびれる。トイレも行けないよ。時間指定配達も時間帯の幅がある上に、最近はずれることもある。待っているのが面倒になった。置き配とかいう玄関先放置もうれしくなく、苦肉の妥協である。めんどうだ。

そんなある日、クルマで5分、自転車で10分の距離に、朝6時半から開店のコーナンというホームセンターが新規オープンした。プロ店という職人さんご用達の部門もあり、さらに100円のダイソーも併設して、レジは共通だから便利だ。イライラしながら待つことがなく、近所に買いに行けばいいんです。だから、アマゾンの年々値上げのプライムもやめて現地調達に変更して、コーナンで不十分なものは、送料無料で郵便局配達のヨドバシ通販にスイッチした。

年間で相当な数を通販購入していたが、コーナン、ダイソー、ヨドバシで時間が自由になった。

通販もコンビニも最後のお客との接点は、そう簡単に無人化ができない。宅配便もコンビニも一世を風靡したけれど、それぞれ他業種よりも深刻なひと世代前のビジネスモデルに変更が取りざたされるようになっているが、そのしわ寄せが購入者によって来られるのはかなわないので、代替策を考え始めるのがお客だ。代替策は、妥協が必要なものだが、今回のように便利になってしまうものもあった。

現役時代に東京のど真ん中に住んでいたが、23区の端っこに行かないと、ホームセンターも大きなスーパーもない。この時は、通販が便利だった。

生活様式が変わると、必要なものも変化する。でも、時間を節約できると思った通販に時間を制約されるとは思わなかった。年なんだろうな。

 2024/09/29 和多理神社 村の鎮守様

石破茂氏が、自民党の総裁選に出馬表明をした時に舞台とした神社が、鳥取県八頭郡八頭町にある「和多理神社」でした。さぞ大きな神社のことだろうと思いました。梨を買いに鳥取に行った際に立ち寄りで現地に行くと、さにあらず村の鎮守様で、小さな境内の親しみのある神社です。誰もが生まれ育った地にあるなじみのある神社で、温かく優しい空気に包まれていました。ここが、石破氏の幼少の頃を過ごした地であるそうで、それは、由緒正しき猿田彦神社の流れの古社だそうで、境内は、清々としていました。

東京新聞に27日の自民党総裁選の決選投票前の「最後の訴え」とされた演説が記されていました。その一部で、石破氏は,「立候補への決意を表明しましたときに、私は育ちました地元の神社の前で出馬表明をいたしました。暑い日でした。もう今から60年も前のことになります。夏休みでした。そこで夏祭りがありました。今ほど豊かではなかったけれど、そこには大勢の人の笑顔がありました。今ほど豊かではなかったかもしれないけれど、大勢の人が幸せそうでした。もう一度そういう日本を取り戻したいと思っています。」(出典:東京新聞)とされました。

誰でも思い出があるものですが、こんな素直な話をされる方なんだと感じました。そこは、村の小さな神社のお話です。

私にとっては、新宿歌舞伎町の区役所通りにある「鬼王神社」が、60年前の幼少同じ年齢のころに、祭りで遊んだ神社でした。子供の思いは、いくつになっても様々な形で年を経ても支えになるものだと感じます。

少しの人数でいっぱいになるような小さな神社のお話しが、こんな大舞台に出てくるのが、意外ながらもそうあるべきだと、改めて感じ受けました。

ここ一番の勝負が強い神様が祭ってあるのでしょうか。その地元のこおげ柿の季節がもう少しですが、初めて行った地の小さなお社を再び行ってみたいです。

鳥取へ梨を買いに行くのページに画像あり

 2024/09/22 ライトバンを買うことにした

いくら低ランニングコストでも充電ばかりの電気自動車に見切りをつけた。行きたいところに行けないし、遠出をする際の充電時間はばからしいので、値のつかない下取りをした。ロシアにも売れない車では、下取ったほうも困るだろう。

ゴルフに行くわけでもないし、このホームページにある鉄道散歩とドライブ、そして、もうひとつのHPの釣りに行くのがクルマの使い道なので、質実剛健タイプで荷物がたくさん積めて、こりごりの電気を使わない車(HVも同様)、さらに低価格とした選択で出てきたのが、4ナンバーのライトバンだった。リーズナブルな価格だし、荷室は寝れるほどに広い。今の使い方にぴったりだった。

月のうちの1/3は、釣りとボートメンテも含めて出かけているので、その際は、リーフの後部座席はいつもたたまれて、釣り道具とボートのいろいろにドライブではカメラバッグにデイキャンプもどきの道具が積まれている。

今度は、もっと広くなる!
納期が3か月かかるそうだが、早いほうかもしれない。1年2年とかの車種もあるけれど、これ自体が異常なのだろう。豊かな国だ。だから、ディーラー系中古車販売が鼻息荒い。中古は、現車があるから納期は、車庫証明取得期間くらいだろう。まあ、冬まで車検猶予があるので慌てない。この冬は、電気残量を気にしてヒーターもかけられないなんてことはなく、ガソリンエンジンだ。

低価格な業務用車両ではあるが、世の営業マン諸氏が不自由しない装備があり、コスパは相当に良いと感じた。

これをアウトドアスペシャルのカスタマイズをする。次の充電はどこだ?充電施設は稼働しているか?EVオーナーだけが悩む遠出の際のイライラともおさらばだ。電気はこりごりだ。数百万円のSUVは高すぎるし、サブスクや残価設定型でメーカーの思うままにされるのもごめんだ。このライトバン、カスタマイズするのは、相当な楽しみのベース車両だ。

今回、改めて商用車を色々調べてみると、市場のほとんどは、ハイエースとプロボックスに占められていて、完全にトヨタの牙城だ。高級にしないで価格を控えた設計は、ある意味たいへん好感を持てるし、20世紀のVWやオペルはこんなものだった。

 2024/09/15 魚偏の話

魚偏の読み方は、難しい。鮪や鰤に鯵は有名な字だ。これ本当と思うようなのも含めて様々、誰が考えたのか不思議だ。

有名ながらマグロもブリもアジも、なぜ 有 師 参 なのか。青の鯖(サバ)や弱いの鰯(イワシ)などはわかりやすい。弱いとされたイワシは、確かに勝てるのはプランクトンくらいの食物連鎖の底辺だが、マグロもブリもサバにアジと皆イワシさんのお世話になり、人間も含めて大事な食料だ。だから、イワシは魚偏に偉いだと思う。

これ魚偏? その最右翼は、スルメだ。鯣(するめ)、スルメイカではなく、カワキモノのスルメだ。鯑は、数の子。どうして、これらは、魚偏でなく肴偏だ。

鮑(アワビ)だけ魚偏だが、浅利(アサリ) 栄螺(サザエ)だし、蛤(ハマグリ)にしては虫偏だ。魚なのに字が違うのは、穴子(アナゴ)。似たような鰻(ウナギ)鰌(ドジョウ)鯰(ナマズ)もあるが、どう見たって親戚のようで字は違う。太刀魚(タチウオ)に秋刀魚(さんま)とは、見た通りの表現がされているが、まさに当て字っぽい。

国語としての漢字より、料理屋が絡んだような字が、世の中で市民権を得たような気がする。国文学でも習うと、こういうお勉強もできるのだろうし、漢字学者の先生にお聞きすると納得がいくことになるかもしれない。それでも、料理屋や寿司屋に魚屋の大将が作ったようなというのが、結構いい線のような気がすると考える無学の太平楽さである。

 2024/08/28 できの悪さに愛着を持つPC

できの悪さに愛着を持つ。様々な対象が存在するが、出来が悪く手がかかってもかわいらしいもんだ。今回のそれは、私のノートパソコンだ。2018年購入だから6年を経過する。1年前に細かなアップデートの際に支障が出て、起動しなくなった。いろいろ試みるが、うまくいかない。メーカーのネズミさんは、5年超の製品なんで……と修理を柔らかく拒否され、万事休すだった。

原因を素人ながらに探るとSSDにプラスした保存用のハードドライブに不具合が影響をしているようで、そのHDDのすべてのデータを消去して、パソコンを初期化することで、その時は回復した。Windows11のアップデートも対象外になる落ちこぼれ君で、未だに完全な調子ではなかったが、2つのホームページを立ち上げた功績もあり、できは悪いが文章作成用ノートPCとして現役だ。

ところが、また止まった。アップデートで止まり、起動しなくなった。いろいろ試行錯誤で回復を試みるが、ダメだ。回復ドライブでも反応せず、万事休すかと思った。一か八かで、初回不具合の原因となった内蔵ハードディスクを取り外した。すると、機嫌よく動き始め何かあったのかという調子に完治した。起動時にこのハードディスクで引っ掛かり止まっていたようで、腫瘍削除の外科手術で回復して以降は快適に動いている。

文章作成用としては、持ち運びもできるし、ホームページ更新などでデスクトップPCのバックアップもできるので、役目はサブ機としてある。本体に重要なデータを残さなければ、最悪の場合も支障はない。代替かとも考えたが、荒療治で回復すると、かわいらしい。データや画像の保存は、デスクトップや外付けHDDがあるので、ホームページの文章や画像の修正ができれば、サブ機としての役目は十分だし、持ち運べるノートのメリットは大きい。メーカーが考えるように代替したら、あまりにも高価すぎる。できの悪いノートパソコンだが、デスクトップのようにデンと嵩高く存在しないので、ノートPCは、つぶしが利く。回復したら、さらに愛着が出て、どれだけ動くか、使えるところまで使いたい。

 2024/08/18 街から米が消えた 続編

お盆のさ中にスーパーから米が消え、水も消えた。全国的ではないのだろうが、少なくとも大地震の経験がある関西圏では、この傾向が出た。原因は、8/8の宮崎の地震を受けて「南海トラフ地震臨時情報」を出したことだと推察する。パリ五輪の画面にいっぱいに表示続ければ、こういうことなんだろう。そして、一週間後に可能性は低くなったがゼロではないと、捨て台詞を言いながら消えた。すると、スーパーに水も米も多くはないが、手に入れられるほど店頭に並び始めた。

マスコミに左右されるのは面白くない。評論の先生で、危機管理を学ぶいいチャンスだなどともっともらしいことを言う方もいらしたが、すべてが受け手の判断に任せたような、「玉虫色」の表現が気に入らない。その後の台風7号で、もう地震のことなんかなくなったとばかりに大騒ぎ。政治家の先生方は、そんなことは関係なく、総裁選のことで頭がいっぱいだろう。

たいへんな盆だった。稼ぎたい白浜町の海水浴場みたいなところは、たくさんあったろう。とりあえず警告を出しておけばという責任転嫁のようなことはやめよう。全体にどんなことが起きるかを考えるのが、国の仕事ではないだろう。「受け手の判断」とする出しっぱなしが、多すぎないだろうか。少なくと次の総理大臣には「玉虫色」な曖昧表現をしない方になって頂きたい。

もともと昨年の米の出来がよろしくなかったのが起因だと言うものの、その後に流通しているのだから焦点のすり替えくさい。多分そうだろう。

物置のローリングストックの中に期限をはるかに倍ほど過ぎた米があったので、この際なので食べてみたら普通に食えた。まあ、うまいかまずいかと言えばうまくないが、非常時ならばとてもおいしく頂けただろう。米というものは、心丈夫な食べ物であることを実感した。

もうすぐに、新米の季節だ。新米が出たら、たらふく食べて米のおいしさを味わいたい。あっ!ダイエットしているのを忘れていた。

 2024/08/13 街から米が消えた

米が消えた。ボトルの水も消えた。スーパーの米も水もすべて売り切れになり、次回納期が全く不明という。原因は、8/8の宮崎の地震を受けて「南海トラフ地震臨時情報」を出したことだ。

気象庁の脂ぎった担当は、大きな地震が必ず起きるわけではないが、「高まっている」という表現で、逃げ場をこしらえた。例えば、100万回に1の危険が、99万9999.99回の1になっても高まったというようなことを言っているように思える。地震が起こるのを知るのは神のみであろう。オリンピック中継のさなかにNHKが出しつけた画面を覆うような南海トラフの文言が、拍車をかけたのだろう。

1973年のオイルショックで、トイレットペーパーを始め、生活必需品が消えたようなものだ。近々では、コロナ禍でマスクが消えた。高い価格で買ったマスクが大量に家にあるが、どうしてくれる。アベノマスクもある。

でも、米さえあればという気持ちもわからないではないが、インフラが止まったらごはんは炊けない。火も水もいるのだ。米だけはかじれない。

島国日本は、地震だけでなく台風なども同様で、いつどこで何かが起こる予測は、絶えず備えなくてはならないだろう。何年も前から、水 米 燃料 缶詰 そして酒などのローリングストックしている。小心者ではないが、キリギリスのようにひもじい思いはしたくないし、アリさんの備えはしているが、地震だと倒壊や火事の恐れもあるので、どこまでどうしたらよいのやらである。でも、困った。水は、ストックは別にして、酷暑の今、消費量の多い必需品だ。

政府は、南海トラフは地方の話、首都東京がどうというわけではないし、お盆休暇だしで今のところ見て見ぬふりだろう。

 2024/08/01 小学生の自由研究の想いで 35

出版社の依頼で小学生の夏休みで自由研究なるものがよくあるが、どんなものがったか体験から何かないかとあった。何せ60年も前の話で、東京オリンピックの時代である。育ったのは、新宿区歌舞伎町 区役所通りの鬼王神社の周辺で、それが校区の小学校。今の歌舞伎町ではないが、それなりになまめかしいものの記憶があり、夜は当時の繁華街として賑やかであった。しかし、夜の明かりがつくまでは、小学生でも暴れまわった遊び場のひとつだ。

夏休み前に自由研究は何をするかと先生が質問をした。だから、歌舞伎町探訪、トルコ風呂とは何かと言ったら、いきなりひっぱたかれた。当時の先生は、「精神注入棒」と書いた竹竿を持っていて、よくしなり痛いのだ。日常茶飯事だった。言えというから言ったのに。トルコ風呂が何ぞやか知らなかったが、なぜか名前だけは知っていて、夕方になると妖しい雰囲気のおねえさんが立っていたのを、親に聞けずも子供ながらに何かと考えた。

小学生も高学年になると遊びのエリアは広がり、戸山公園から新宿御苑周辺までは行動範囲で、自転車で走り回って冒険をした。戦時中のものだろうか、真っ暗な地下道もあり、都会のど真ん中なりに遊び場所に困ることななかった。

その自由研究であるが、真面目に考えたらザリガニ釣りを思いついた。どこが真面目かわからないが、生態研究なるものだから大真面目だ。新宿御苑の池でするめをエサにザリガニを釣って、釣りのことやらザリガニの姿を画用紙に絵を描いた。まあ、へたくそな絵でもザリガニが絵の主人公になる姿だった覚えがある。赤いバルタン星人だ。

なんでも禁止の看板がある現代とは違い、いろいろ自由だった。生き物のいる池は都会では貴重で少なく、自転車の行動範囲のそういう場所は宝庫のひとつだったようだ。現代ならば、スマホで写真にしてインスタ映えとか、小生意気な子供がばからしいことを言うかもしれない。

へたくそな絵が自由研究には喜ばしいものだと思う。

 2024/07/21 ダイエットの誤算は暑さだった 34

晩春から始めて3か月、既に梅雨明けで成果になった。途端にダイエットが足踏みし始めた。生活変えないし食事も同様であっても減らない。横ばい微減をしている。原因は、気温上昇による基礎代謝の減少のようだ。水の摂取量も多くなり、体内の水分過多も要因かもしれないが、夏の基礎代謝は10%程度の減少をするとも聞いた。これは、誤算だ。食事を10%減らすのはもう嫌だ。ここまででもかなりのストレスで、ハードダイエットをソフトダイエットに変更しようかとしていたSKDになっている。運動量は、酷暑で熱中症熱中症と連呼されているので、10%UPは考えものだ。

基礎代謝での消費カロリーの多くは体温維持。恒温動物の人は、体温を作り出すのにエネルギーを消費する。冬眠する動物が、体温を下げて消費を控えるようなこととも似ている。ナマケモノという哺乳類がいるが、珍しく変温動物だから、1日10gの食料で生きているとか、同じ大きさのコアラが500g/日の食料だから、体温を維持するためのエネルギーがどれほどかだ。連日30度を大きく超える気温では、体温を維持させるための消費は少ないのだろう。これだ。

この3か月、基礎代謝レベルのカロリー摂取で脂肪を燃焼させマイナス10kg超であったが、プログラムが崩れた。目標の日数になり-12kgでひと段落にして、ソフトダイエットで長期対応と考えたが、ゴール直前で10日横ばい微減だ。まだ目標の脂肪は、1kgちょっと残っている。

まあ、ここまでが順調に推移したので、こんなところだろうが、目標目前にして挫折はしたくないので、ジタバタするように2週間様子を見るが、こんな伏兵がいた。アラコキで二度とこんなハードダイエットはできないので、この先のリバウンドを考え、運動量の増加は、酷暑でも必須だ。

白米を3か月抜いたので、少しは、普通のご飯を食べたい。

 2024/07/14 蝉が鳴き始めた 33

ふと気づくと蝉が鳴き始めた。まだ、数が少ないので大した合唱ではないが、盛期になるとやかましいという表現になる。蝉が鳴いて、雷が夕立を降らせば、本物の夏がやってくる。

雷が夕方から夜中にゴロゴロと響き渡るようなすさまじい音を出した。もう2回なっているので、梅雨明けが近い。「雷3回なったら梅雨明け」と昔から言われる。どれほどえらいのかわからない気象庁の予報官が、「梅雨明けをしたとみられる」と言わなくても雷のほうが分かりやすい。なんで、「梅雨明けしました」と歯切れよく言えないのだろうか。やはり、日和見屋さんで木っ端根性だ。50年に一度の豪雨だというが、あんた50年に1回見たのかい。そんな年には見えないけれど。こんなことを言うので、警報だなんだといっても人心をつかむことができないのだろう。

雷が電気によるもので、その電気とは何ぞやの知識が庶民に伝わるまでの時代は、そりゃ恐ろしいものだったろう。風神雷神図のようだろう。その雷神が地上に降りてくるのが落雷とか、しかし、その後に雷様はどこへ行かれたのか。再び空に飛んだのだろうか。雷が鳴って夕立が降ると、この暑い季節の夕方が一気に涼しくなり、その夜は、まことに寝心地がよくなり、雷様のおかげとなる。

梅雨の隙間を縫って晴れ間が出て、蝉が鳴き始めた。数年から長いもので10年以上も地中で生活して、いよいよ日の目を見たのだから、そりゃ盛大に声を張り上げたいだろうが、なにせあの大音量、ひたすら暑さが増長するだけになる。それでも、暑いながらも夏にセミが鳴かなければ、拍子抜けかもしれない。今夏も間違いなく酷暑になるだろうし、だからと言ってエアコン付けになるのは、時間を無駄にしているようだ。蝉の大合唱を聞いて、夏を味わうのも一興か。

雷は堂々と大きな声を出した。蝉も正直に元気よく鳴き始めた。今週は、梅雨が明けて真夏が来る。

 2024/07/07 サマータイムの意味合いも変化した酷暑 32

そもそもサマータイムは、日照時間の長い期間で時計を1時間早めて昼間の時間を長くすることで、省エネ効果や活動時間を長くして経済効果をもたらすということだが、地球温暖化以前に考えられたことで、夏の日中の時間が長くなったといって活動時間が長くなるとは、言いきれない昨今の気温上昇だ。

夏の日中の活動時間が長くなっても、イコール省エネではない。
きょうは、最高気温が33度の予報で午前10時では、まだ28度だ。午前中は、直射日光さえ避ければ、「暑いなあ」レベルで屋外活動もできる気温だ。現代のサマータイムは、朝の少しでも気温の低い時間帯に屋外活動をすると考えるほうが、飲み込みやすい。夏は、暑いものであってもこんなに気温が上昇するとは、想像できなかっただろう。

24時間エアコンの世話になったら、夏はアウトドアーの活動はできなくなるだろう。絶えずエアコンの生活をしたら、空調カプセルに閉じこもりの生活になるのと同じだ。これは、面白くないことだ。だからと35度以上の外気温は我慢できないだろうが、外へ出たい。だから、夏は、朝の時間帯を有効に使うことをしている。寝るときはエアコンでも、未明に外気温が下がれば、窓を開ける。そして、4-5時から活動することにした。年寄りの暗いうちからの徘徊散歩とは違い、早朝の最低気温の時間帯を有効活用だ。午後の屋外は危険だからジイは、避けないと世間に迷惑をかけないように、家に引っ込む。

テレビは、熱中症!熱中症!と連呼だ。少しうるさい。7-9月の3か月も外出しないでエアコンというが、ずっと家にこもっていられるか、ばかばかしいことを連呼するものだ。ここでサマータイムだ。自宅での仕事も5時から始めると、さわやかな外気温に触れ、はかどる。外出も可能な限り前倒しをする。すべてを朝活にすると活動範囲を広げられている。

サマータイムの意味合いも変化してきた昨今を感じるが、地球温暖化を実感する酷暑が始まったが、熱中症だ!ばかりで、少々なんでも過度に言うだけでなく、対処方法がエアコンだけではないはずだ。

 2024/06/30 賢く中古市場を利用 31

中古市場は巨大なマーケットでしょう。例えば車、新車販売が好調で、各メーカーの春闘は軒並み大きなベースアップ満額回答になった。すると、当然中古車在庫が多くなり、その市場は大きく成長している。高額で年に0.6-0.7掛けで下取り価格が下がる新車を買うより、最近は、中古車を買うようになった。一点豪華主義でもないし、納車待ちの時間もバカにならなく、とにかく目減りが少なくコストが安い。カメラやそのレンズも通販の中古市場を利用して、ずいぶん増えた。長くものを使うと言う習慣は消え、どんどん代替えの世の中になりつつあるので、中古市場に良品がたくさん出てきていて、その中古品を長く使っている。メーカーも売りたいからバンバンCMするので、こうなるのだ。何が何でも中古は嫌だというならば別だが、信じられない物価高になっている市場で、巨大な中古市場商品を一考するのも悪くなく、かなりリーズナブルだ。

若い世代での服など身に着けるもののリユースが大きく伸びている。既存品をもとに手軽に買える価格で欲しいものが手に入ると、理にかなっているからだろう。ロードサイドのリユースのチェーン店が増え、さらに中古市場は拡大していく兆しだ。お金持ちならば別だが、通常の生活では、賢く使うのが適切だ。例えば、パソコン。日進月歩の進化をして十分な機能を有しているものが多く、新品中古品と必要な買い分けをしている。私の場合、日常的に仕事に使用するデスクトップPCは、新品ハイクラスを使用しながらも、サブ機のノートPCの場合は、テキスト入力がほとんど、バッテリーが入手できれば機種にこだわらず、中古市場で十分だ。

経年変化の少ないものを中古市場で購入するのは賢い手段、既にそれなりのショップを選択すれば、安かろう悪かろうではなく、適切なものが見つかる。そのような見極めで選択できるほどに中古市場は身近になっていると感じる。

 2024/06/22 明石市海岸モニター 30

明石市に市の委嘱で「海岸モニター」という制度がある。毎年春に応募受付をして、明石市民ならば誰でもモニター制度に参加ができる。東西十数キロの海岸線を持つ明石市、天然の砂浜も多く存在していて市の南側はすべて播磨灘である。

海岸沿いの施設というのは、県や国も含んで管理者がいろいろ、明石市もそのひとつ。市には海岸課という組織があり日頃から市の施設や砂浜のパトロールをしているものの、それには限度もあるだろうから、10年以上も前から市民の参加が始まった。例えば、海岸に隣接の公園施設の何かの損傷などを市に報告するというものだ。何の権限も報酬もないが、日常的に散歩をしていながら、不具合を見つけたというものだ。

年に1回研修会なるものがある。今回は、江井ケ島の海岸施設に集合して、海岸沿いにある公園から砂浜で、こういうものがこうなったら不具合なので、市にご一報いただきたいという実物事例研修だ。30人が集まった。最後に全員で砂浜海岸の清掃をして終了というものであるが、あまり濃くない程度でさらっと運営されているのが、お付き合いしやすい。

市のお目当ての一番は、海岸施設の問題が生じないこともある。……が、ウミガメの産卵もかなりの関心ごとだそうだ。過去、明石の砂浜海岸でウミガメの産卵事例が多くあったが、平成の後半から途絶えた。ウミガメが来る明石の砂浜は市には朗報吉報だろうが、いつか誰かが発見したら、これは快挙ですよ。

 2024/06/10 人生最後のダイエット 29

太って身体が重くなり、これはいけない、膝がやられる前にダイエットを始めた。そうは言っても、最初は、踏ん切りが悪くちょっと食べる量を減らしたくらいで、覚悟がない。少々手荒くしないと、基礎代謝が下がった late60 のジイでは減量できないので、以前にもしたキャベツと卵の食生活に入った。

太った原因は、炭水化物だ。米、麺と好物なのでよく食べた。しかし、確実に体重を増やす要因になるのは間違いなく、その結果を自分自身で思い知るしかない。炭水化物を食べない。ご飯を減らすとかいうレベルで減量のできる年齢ではなく、キャベツと卵で頑張るしかない。しかし、焼酎1合2勺を大事に水割りにする酒だけは、やめない。米を喰わない麺を喰わないも、かなりハードだが、晩酌まで辞めたら確実に鬱になる。酒もやめれば、カロリーオフであるが、これは最後の最後の限定的な手段で残した。

毎日常に独り言で「腹減ったなあ」を1日何回も言う。でも1か月半で7kg減した。1か月目のかかりつけ医の血液検査で、なにもかもクリアで※印がなくなった。医者は、頑張りましたねの一言もなく、今まで言わなかったBMIを言い始めた。あの手この手で、薬を増やしたいようだ。※印なしでもまだ何かを言いたいのが医者だ。MLBでドジャースの試合を見ていると、観客の大半はアメリカンデブだ。現役時代から見れば、すべてが花丸になっているのだし、アラコキ近いのにコキオみたいな細さになれっこない。

うれしいことは、履けなかったパンツがすんなり履けるようになった。ウエストが改善された。確かに動きが多少楽になった実感が出てきた。歩留まり逆襲があるだろうから、バッファを作るためにももう少しの間「腹減ったなあ」を言い続けなくてはならなく、キャベツは米の代わりにはならないが我慢だ。やはり「腹減ったなあ」二度とダイエットはごめんだ。

 2024/06/03 ChatGPT 再び 28

Chat GPT AIだが子供たちが使い始めた。ITの勉学ならばこれはこれで学びだろうが、そうではない使い方だ。読書感想文をAIに作らせ提出したところ、不審に思った先生が問いただして発覚したということだが、問いただしに知らん顔した輩もいるだろうから、もっと多くがいただろう。教師も知らん顔がいるだろうから、この根は、瞬く間に広がっていくのではないだろうか。

ろくでなしが、さらにろくでなしになってもかまわないが、真面目に取り組んでいるものが、ばからしくなるだろう。手持ちのスマホで簡単にカンニングができるのだから、無尽蔵のろくでなしが生まれる。本人は、それほど悪いことをしているとは思っていないのかもしれない。それだけに、早めに対策をしなければならないだろうが、国会の先生方は裏金問題で忙しいだろうし、官庁は簡単に動かない。

Open AIがVoice Engineというものを開発したと報じられた。誰かの声を入力(録音)すると、その声音のまま文章をしゃべくるのだそうだ。それも何語でもイントネーションまでそっくりにして。考えただけでも恐ろしい話だ。医療で声を失った人に開発したと、それは素晴らしいとしても、オレオレ詐欺から選挙運動の政治家まで、これは使えると思ったろう。加速度的に恐ろしい開発が出てくる。

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