akiramaの日々のいろいろなエッセイ
水無月と言われ水の月で、梅雨の雨模様でうっとおしい6月のはずでしたが、6月下旬には酷暑の晴天が続き、さすがにお天気屋さんも「梅雨明けしたとみられる」と言ういつもながらの曖昧な表現で梅雨明けを報じた。雨は、2-3日ほど一生懸命に降った記憶があるが、晴天続きのいきなりの暑さだけが、印象に残っている梅雨だった。
雨降りに紫陽花の花を見て、葉の上を這うカタツムリの写真をと思ったが雨は降らず、いつの間にか興味は夏のトウモロコシになってしまった。梅雨がお好きな方は少ないだろうが、日本の素晴らしい四季のひとつの事象だと思う。なくなるとどうにも何かが欠けてしまったようだ。季節は大切にしたい。
そのとうもろこし。地元の朝採りコーン直売所というのを何年か前に発見して、そのテントの直売所に買いに行くのが楽しみな季節だ。朝、とうもろこし畑で収穫したものをそのまま売っている。何時間も経ていないものを食べられる幸せで、買って帰るといきなりレンジでチンで、むしゃぶりつく。冷えたビールと贅沢なランチとなる。
そのとうもろこしを干すと、また違った旨味が出て味が深くなる。晴天日に1週間以上も干さないと芯まで乾かない。芯に大量の水分があり、気長に天日干しをする。紫陽花とカタツムリはの代わりに晴天日が続いたので一気に干すことができ、一か月早く手に入れられた。梅雨が長引くと、干しものはだめだ。一緒に、明石タコも干した。ぱりぱりに乾いた干しタコもできあがり、炒めたり焼いたりすると絶品の肴だ。炊き込みご飯は、ともに食べすぎ注意だ。
暑さとともに、朝は温かいコーヒーで目を覚ますが、その後はとてもとてもアイスコーヒーしか飲む気がなくなる。とにかく冷たいものを欲する季節になった。
関西の昭和の時代は、アイスコーヒーではなく「レイコー」と古く長く呼ばれていた。冷やしコーヒーが縮まったものらしい。関西でなんでも短縮して言うのが一般的な時代でもあった。SNSが作り出した「ウマ」「デカ」「オモロ」のオヤジ版かもしれないが、当時のアイスコーヒーは普通にレイコーと呼ばれ、どこでも注文はそうだった。今、スタバでレイコーと注文したら通じるだろうか。
作るのもインスタントコーヒーで手軽に作るが、これまた種類によってホット以上に、苦みが多いのやら溶けにくいのやら面倒がある。価格も2-3倍違い何杯も飲むから考えてしまう。飲みやすく溶けやすいのは、スイス系外資の製品だが、2-3倍も高いのが小癪に触る気がしているのは、少々せこいのだろうか。
IMEの漢字変換、何かこの頃に違和感を感じている。これまで学習してきたことが、わかっとらんような変換をする。
Windows10をまだ使っている。使い慣れてしまっているので、11にする気がしない。初期設定から思うようにして使えるようにするのが面倒で、UPDATEしながら 21H2 にまでなったが、そのどこかでバージョンが変わったようだ。
IMEの「あ」を右クリックすると、プロパティが無くなって設定になっていた。よくよく眺めてみると、以前のバージョンに戻すというものがあった。どうやら同じようなことを考える方々がいらっしゃるようだ。最新バージョンにするは躊躇があるが、以前に戻すはそうためらわずにできるもんで、戻してみたら、「設定」が「プロパティ」に戻った。まだ、わかりにくいが以前は感じなかったことが感じるようになったのだから、以前に戻してうまくいきそうだ。当分はこのままだ。
「明け方の空に7惑星大集合」という毎日新聞の記事を読んだ。明け方に太陽系の地球以外の七つの惑星が勢ぞろいで並ぶそうで、珍しい現象だと国立天文台の内容が記されていた。惑星パレードと言うそうだが、明け方の地平線の東から南へ水星 金星 月 天王星 火星 木星 海王星 土星と高度を上げながら並ぶとされている。「ふーん……」だったが、下旬の朝4時に出かけることがあり、これが見えた。下弦の三日月の隣に明けの明星の金星が明るく見えた。雲もあり邪魔だったが、あと2個見えた。多分、火星と木星かが不明だが、本当に日の出前の空が青くなり始めの背景に、三日月と金星にもう二つは並んで見え、単純にその日一日嬉しかった。
いつの日か、あの惑星にホイと行ける日が来るのだろうか。それとも永遠に行くことができないのだろうか。わからないことだが、肉眼で見えるんだから行くことができないわけはないだろう。人類の英知に期待したい。