涼を求め氷ノ山を見る鉢伏高原避暑ドライブ

標高700mは酷暑でも涼し別天地だった

 akirama ドライブ

四季を通じて様々な景色に変わる氷ノ山の雄大さ

四季を通じて様々な景色に変わる氷ノ山の雄大さ

水分補給とエアコンの適切な使用という決まり文句が連日聞くのは、暑さを助長するようで辟易します。標高の高い山までドライブしたく、早朝氷ノ山が見える鉢伏高原の棚田がある地を目指しました。標高700m余りのそこは、朝8時の気温は23℃だった。夜明けは寒いくらいだったのが想像でき、散策で歩き回り汗をかいても酷暑の汗とは違う爽やかさがありました。

○ 夏の氷ノ山を見る
○ アクセス
○ あとがき

 夏の氷ノ山を見る

避暑ならばもっと早くでしたが、暑さで出不精になっているところに、のろのろとした台風6号-7号で時間を失い、残念なことです。
帰路、ハチ北を回ってきましたが、鉢伏もハチ北も同様で、景観が広がるパノラマスタイルは、山を登らないと見れることがなく、その点ここ別宮は、道幅のある道路のみで来れ、無料駐車場があり、視界が大きく広がる雄大な景観を見ることができます。
また、四季を通じて流れ続けるたいへん豊富な湧水は、それを見ているだけでも山の自然を感じられます。夏の今、手に伝わる清冽な水は、爽やかな涼を味わえます。
棚田周辺を下りながら散策で3-4kmほど歩くと、棚田の実りから広葉樹や杉林の山の空気を思う存分吸うと、かなりリフレッシュができます。登山なんてもとよりとんでもないし、この程度を歩くだけの軽いハイキングというよりも、ピクニックに近いレベルで、お弁当持って、ゼロビールに湯沸かし、冷やした果物で、本日は避暑ドライブです。

別宮の大カツラ こんもりした歴史ある木は穏やかな気持ちになれる

別宮の大カツラ こんもりした歴史ある木は穏やかな気持ちになれる

大カツラの根元の何本もの幹 この奥から豊富な湧水が流れる出る

大カツラの根元の何本もの幹 この奥から豊富な湧水が流れる出る

その清冽な湧水は、棚田の何本もの水路を流れ、日本海に向かう

その清冽な湧水は、棚田の何本もの水路を流れ、日本海に向かう

実りの秋に向け稲は穂を大きくして垂らしていく

実りの秋に向け稲は穂を大きくして垂らしていく

棚田から大カツラを見る こんもりした優しさだ

棚田から大カツラを見る こんもりした優しさだ

棚田の中ほどにある松の木と広葉樹 秋が楽しみだ

棚田の中ほどにある松の木と広葉樹 秋が楽しみだ

夏でももう秋が近づいていることをトンボが知らせる

夏でももう秋が近づいていることをトンボが知らせる

栗の木も実りの秋に向けて準備中だ

栗の木も実りの秋に向けて準備中だ

棚田を降りて再び登り、高原の杉林の中を抜ける道を進む散策

棚田を降りて再び登り、高原の杉林の中を抜ける道を進む散策

森閑とした杉林 深呼吸をすると気持ちが良くなる空気

森閑とした杉林 深呼吸をすると気持ちが良くなる空気

夏も終わりに近づくものの下界は暑く、別世界のような鉢伏高原

夏も終わりに近づくものの下界は暑く、別世界のような鉢伏高原

 アクセス

北近畿豊岡自動車道 八鹿氷ノ山ICから国道9号
関宮町から県道87号-269号を経て、但馬アルペンロードへ

八鹿氷ノ山IC(標高61m)-別宮大カツラ前駐車場(727m) 23km 30分

駐車場 無料

google map

 氷ノ山の雪山全貌を鉢伏から見るスノードライブのページ

 氷ノ山 初夏の棚田に映る姿を見にドライブのページ

 あとがき

冬に氷ノ山の意全貌を見たく探し当てた別宮の棚田がある鉢伏高原のこの地。散策で、2時間歩きまわり程よく汗をかき、清冽な湧水で顔や手を冷やし、日陰で早い昼ごはんというか、朝ごはんの次を食べ、ゼロビールを飲んでいるとあっという間に汗は引き、年寄りじみた言葉の極楽極楽が思わず出る気分です。

雄大な氷ノ山を背景にした視界を遮るものの無いこの景観は、何回と訪れてもあきることがありません。冬の雪から始まり春夏秋冬に、その季節の景観を見せてくれるようで、なぜ春に訪れなかったのかと悔やみ、秋は幾度と通いながら冬に向かう姿を見たいです。

しかし、下界に降りると酷暑となり、自宅に帰ると口を利くのも嫌な暑さが待っていました。