秋の色づきを見に氷ノ山へドライブ

秋の氷ノ山-鉢伏高原は爽快気分満喫

 akirama ドライブ

11月初旬 朝から待って頂上が晴れ渡った氷ノ山

11月初旬 朝から待って頂上が晴れ渡った氷ノ山

酷暑の夏が長く、10月初旬まで夏のような天候が続き、かと思えば11月は急激に冬になったような寒さになりました。春夏秋冬の四季が秋春がわずかになり、二季になってしまうと何かで読みました。まさにそんな感じが、樹々に影響を与え、夏の暑さで疲弊した木は、紅葉を十分にせず、体力維持で早々に葉を落としてしまう木が増えたようです。気温の低下で、葉から葉緑素が抜け落ち、本来の葉の色彩に戻るのが紅葉ですが、酷暑で疲れてそれどころではないようです。特に見事に赤くなる葉を持つ桜の紅葉が減っているのは実感です。
それでも、秋に木々が赤になり黄になりのきれいな景色を見てみたく、鉢伏高原から兵庫県一の高いお山の氷ノ山を見に、早朝氷ノ山が見える鉢伏高原の棚田がある地を目指しました。標高700-800m余りのそこは、秋の気分を満喫させてくれる清々とする山の空気をいっぱいに吸えました。

○ 秋の山と高原の樹々
○ アクセス
○ あとがき

 秋の山と高原の樹々

紅葉の名所は、人出も多くなんやらガヤガヤ感があり、とてもとても行く気になりませんが、静かなこの光源から見る景色は、静かなたたずまいを見せてくれます。氷ノ山にもやっている感があります。朝もやではなく、この時期に山肌から昼に向けてモヤるそうで、むしろ朝一番の方がクリア感があると、地元で聞きました。通わないとわからないことで、まだ、これから何年も通うと様々な勉強ができるようです。
今回は、10月下旬と2週間後の11月上旬に行きましたが、それだけの日数でも色合いは随分変化すると感じました。

10月下旬 棚田周辺の木々が未だ色づかない

10月下旬 棚田周辺の木々が未だ色づかない

11月上旬 朝の太陽は雲隠れで雲量多く、薄暗い氷ノ山

11月上旬 朝の太陽は雲隠れで雲量多く、薄暗い氷ノ山

11月の氷ノ山 山頂の雲はなかなか取れない

11月の氷ノ山 山頂の雲はなかなか取れない

黄色く色づき、この木の枝は、冬に寒さを感じさすようになる

黄色く色づき、この木の枝は、冬に寒さを感じさすようになる

山肌の木々が赤や黄色に変化し始めた 多彩だ

山肌の木々が赤や黄色に変化し始めた 多彩だ

別宮の大カツラ 冬を前に色づいた

別宮の大カツラ 冬を前に色づいた

黄色の木洩れ日

黄色の木洩れ日

棚田のススキが太陽を受けて輝く

棚田のススキが太陽を受けて輝く

冬の準備中のハチ高原スキー場 広々気持ちが良い

冬の準備中のハチ高原スキー場 広々気持ちが良い

 アクセス

 北近畿豊岡自動車道 八鹿氷ノ山ICから国道9号
関宮町から県道87号-269号を経て、但馬アルペンロードへ

 八鹿氷ノ山IC(標高61m)-別宮大カツラ前駐車場(標高727m) 23km 30分
さらに3km 5分 進むと、鉢伏高原スキー場入口(標高870m)

 駐車場 無料

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 氷ノ山の雪山全貌を鉢伏から見るスノードライブのページ

 氷ノ山 初夏の棚田に映る姿を見にドライブのページ

 涼を求め氷ノ山を見る鉢伏高原避暑ドライブのページ

赤や黄色は、緑と併せてきれいに映える

赤や黄色は、緑と併せてきれいに映える

 あとがき

雄大な氷ノ山を背景にした視界を遮るものの無いこの景観は、何回と訪れてもあきることがありません。冬の雪から始まり春夏秋冬に、その季節の景観を見せてくれるようで、この界隈を四季それぞれに訪れる機会が増え、これからも定期的に通うことでしょう。

小さいフライパンとガスバーナーに肉を持って行きランチを作りました。ゴミが少なくすべて持ち替えることができますので、バーベキューと違い小さいフライパンという選択は手軽です。油ものも含めてビニール袋に入れて持ち帰れば良く、簡単便利に食べれます。火の用心とゴミの持ち帰りです。ゼロビールとお肉、おいしいです。