高原の棚田に姿を映す氷ノ山の水鏡
akirama ドライブ
初夏になり水田に水を入れる時期となり、鉢伏高原の別宮の棚田にも清冽な水が注がれ、田植えの時期になりました。標高700m弱の棚田に兵庫県最高峰の氷ノ山の雄大な姿が鏡のように映る田植え前、この時期にだけ見れる日本の美しさへ、カメラとお弁当を持って、但馬にドライブです。
爽快な空気に包まれた高原で、初夏の美しさを堪能できました。
○ 氷ノ山を別宮の棚田から見る
○ アクセス
○ あとがき
氷ノ山を別宮の棚田から見る
棚田というくらいだから階段のように田んぼが重なっていまして、一枚ごとに氷ノ山の映りが変わるので、いやはやどうしていいやらと、登ったり下ったりと場所を替えながら映り具合を見て回りました。
そして厄介なのは、僅かでも風が吹くと鏡にならず単なるシルエットになり、風が止み鏡のように映るのを辛抱強く待ちます。無風の晴れの日は、そうは言っても天の運で、簡単にはうまくいきません。
風が止むのを待つしかありません。1-2m/sくらいの弱風ですから、気圧の僅かな変化で空気の動きが止まるのを待ちます。冬の氷ノ山、頂上の吹雪も辛抱強く待つと、風が弱くなり吹雪が収まり頂きが見えました。今日は暖かいので、天に運を任せて待つと、止まった!青空の下で、山が水鏡として映った!それが時間ごとに微妙に違う景観となり、嬉しいですね。
アクセス
道路 北近畿豊岡道 八鹿氷ノ山ICから国道9号
関宮から県道87-269号で但馬アルペンロードへ 別宮棚田へ
駐車場 別宮棚田の道路沿いに無料駐車場がある
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冬の氷ノ山は、勇壮な景色を見せてくれました。
あとがき
パンフレットなどで見ていた風景を実際に見ることができました。天候に左右される水鏡ですが、見事に映し出してくれました。標高700m弱の高原の爽快な空気を味わいながら、その景観を堪能しました。棚田を登ったり下ったりと何往復もしながらひと汗もふた汗もかきましたが、へばることなく撮影できました。
今回の画像の一部は、従来のJPEGからRAW形式の保存をして、RAW現像をしてみました。奥の深い技術が必要なようで当分は勉強が必要です。撮影技術に現像技術と下手な素人には、とにかく難しいですが、入れ込んで頑張ってみます。