akiramaの日々のいろいろなエッセイ
皐月 旧暦の五月は梅雨で田植えが始まり早苗月ですが、今年は、新暦の5月に梅雨入り。
コロナ禍で世の中の様子が違うと、自然界も随分と勘違いをして、こんなに早く梅雨入りです。農作物には、梅雨は大事な季節ですが、こんなに早くなくてもと思いますが、梅雨明けは、その分早くなるのでしょうか。
麦秋を見てきました。別ページにあるのでご覧いただければと思いますが、春から初夏は緑が、いわゆる新緑で青々としていくのに、麦畑は違います。田畑が黄金色になるのは秋と決めつけていますが、麦畑は見事なまでに春の色ではなく秋の色合いになりました。実った麦の収穫時期で、思い込みは「やっぱり秋の色」を感じてしまいます。
広大な麦畑が黄金色に染まるのは見応えがあります。麦の収穫を終えると、すぐさまに稲の田植えが始まるでしょう。
竹藪は竹の葉が黄色くなり落葉して、初夏に生え変わります。竹枯れとか言われ、竹藪が黄色っぽくなる時が、筍の旬の初夏です。筍に栄養分を取られて葉が枯れると言われますが、葉をいったん落とし、新芽に太陽光を当てるということらしいですが、さてさて。
随分と頂き物の筍を食べました。軟らかく初夏の風味で、好物のたけのこご飯にして、また吸い物にして、堪能をしました。ご飯と吸い物で、旬の食べ物のうまさを改めて知るおいしさでした。そのままにしておけば、硬く大きくなる筍ですが、柔らかく風味があるものかと思ってしまいます。
スーパームーンの皆既月食、かなり前評判高く言われていて、時間帯も深夜でもない宵の口。週間天気予報も晴、当日も午後から晴れ。朝の天気予報も雲の隙間から見れますレベルの心地よい予報にワクワクしていました。
三脚担いで、コーヒーを持って、南東に明石海峡大橋が見える埋立地の海岸べりへ。明るさが残るうちに準備完了ですが、空はどう見てもすき間どころか、ふてぶてしいぶ厚い雲。
満月の明るさは、思う以上で、シャッター1/800-1000と真昼のような設定の輝き、それもスーパームーンだからもっと明かるのでしょうが、雲の隙間どころか強く光っているはずなのにボヤーッともしない、そうか月食だから光量が落ちてきて、ぶ厚い雲に抵抗ができないか。犬のご飯に「待て!」を言ったらジーと食べものを見つめながら我慢しているワンのように、必死に南東の空を見つめていましたが、8時半前に心が折れて三脚をたたみました。
大潮の満月の日(月齢15前後)は、太陽、地球、月が一直線のはずなんですが、微妙な角度で生じる現象で、天文は神秘の世界です。
次の月食は、2021年11月19日。部分月食ですが98%近くを覆うので皆既ようなもの。月の出が16:50 日没が16:54 夕方5時から始まりで、食の最大は 18:03 13度の角度で現れるようです。天気さえよければ、明石海峡大橋とセットで見れそうです。その次は皆既月食で、1年半後の2022年11月8日です。1年に1-2度のチャンスですが、今回残念だっただけに見たい気持ちが強く、ジイは何回チャンスがあるでしょう。
マスコミさん 気象予報士さん 前評判高く言われると、調子者の私は「雁が飛べば石亀も地団駄」と私も見たいと意気込み、見れないとショックの度合いも大きいので、ゆっくりしましょうよ。
新型コロナのワクチン5/31に1回目を接種しました。今年から高齢者なので近所のかかりつけ医の先生にお願いしました。持病がなくとも月1回はご機嫌伺いをして10年以上になりますが、勝手知ったる先生に行けるのが、これほど気が楽かと思いました。テレビで注射痛くありませんかと一生懸命流れていましたが、注射をしたことない人はいないでしょう。普通の注射針の痛みです。ご安心を。接種後、2回目はきちっと3週間後が指定されていました。少なくとも、市はわかりやすい仕組みを作ってくれたようで感謝です。
これまたマスコミさんが、様々なことを言われるので不安になり、どうなるのだろうかと不安選考になってしまいそうですが、インフルエンザの接種と同じようなものでした。理解しやすい情報が少なく、無用に騒ぎ立てているような感じさえあります。難しいことを難しく言うのではなく、難しいことを簡単に教えてください。
マスクと外出制限をして、夏には1年半になろうとしていますが、初めての経験をしているわけで、誰しもが大きなストレスを抱えているのでしょう。
もう一回接種すると重症にはなりにくいと、それでも安心ですが、誰も経験のない未知の世界でしょう。また、インフルエンザも死に至ることもあるものの、普通に治癒されています。せいぜいそのレベルになるのは、まだ時間がかかりそうですね。気をつけましょう。君子危うきに近寄らずですが、家族全員が接種されるのはいつのことだろうか。