キハ40系気動車を見に行く 2024春の播但線 Vol.7

キハ40/41と北播磨で花見のドライブ

 akiramaドライブ キハ40系を四季の景観の中に見る

これ以上のクリアな快晴日はないだろう 見事に満開の桜

これ以上のクリアな快晴日はないだろう 見事に満開の桜

国鉄時代の生き残りキハ40系気動車。首都圏色の生き残りのキハ40と希少な41が走る播但線非電化区間。本州東端の生息地で、非力なディーゼルエンジンを唸らし兵庫県の分水嶺のひとつ生野峠を越えていきます。キハ40系が播磨から但馬の景観に馴染む四季の移り変わりを見るのが楽しく、足を運びます。

今回は、桜だ花見だと快晴の日に、第二市川橋梁に腰を据えました。移動せず、陽が上がった時間から快晴の太陽を受けながら、桜の横をキハが走るのを見ました。

〇キハと桜、北播磨の快晴日
〇標準ズームと単焦点
〇あとがき

 キハと桜、北播磨の快晴日

先日、城崎温泉までの乗り鉄の際に長谷で途中下車。その時は、つぼみかたしから少しホンワリでしたが、満開になりました。ただし、見事な花冷えの日で、最低気温は3℃と放射冷却で冷え込みました。しかし、雲ひとつない見事な快晴に恵まれ、太陽光を存分に浴びた桜は、輝いていました。

こうなると、ステンレス車体は面白くもなく無機質に感じてしまいます。何色だって良いからペンキで塗った車体が自然に映えるんです。朱15号首都圏色がくたびれた外板でも、自然の中できれいな色彩を放ちます。

220D キハ40-2046 上りの一番列車軽やかに生野越えを降りて来た

220D キハ40-2046 上りの一番列車軽やかに生野越えを降りて来た

1225D 城崎行 キハ40-2046 朝日を浴びて、大したことない加速をしている

1225D 城崎行 キハ40-2046 朝日を浴びて、大したことない加速をしている

222D キハ40-2004 キハ41-2001 キハ40には余計なイラストがあった

222D キハ40-2004 キハ41-2001 キハ40には余計なイラストがあった

2D キハ189 はまかぜ2号 春休みも終わり3連と短くなった

2D キハ189 はまかぜ2号 春休みも終わり3連と短くなった

227D キハ41-2001 言うところのトップナンバー41 音ほど速度は出ない

227D キハ41-2001 言うところの41トップナンバー 音ほど速度は出ない

224D うみやまむすびキハ40-2007 キハ41-2004 乗客は40に そうなるだろう

224D うみやまむすびキハ40-2007 キハ41-2004 乗客は40に そうなるだろう

日差しで気温も上がり 雉が機嫌よく鳴きながら散歩をしている

日差しで気温も上がり 雉が機嫌よく鳴きながら散歩をしている

大阪発 1D キハ189 はまかぜ1号 これも3連と短く何となく寂しい特急だ

大阪発 1D キハ189 はまかぜ1号 これも3連と短く何となく寂しい特急だ

229D キハ41-2003 鉄橋から生野まで一気に100m以上登る

229D キハ41-2003 鉄橋から生野まで一気に100m以上登る

 標準ズームと単焦点

450mmで引っ張ったのは、一か所。駅周辺から橋梁を渡るキハ41を撮った以外は、単焦点の35mmと50mmが活躍。軽く扱いやすくクリアな画像が好きです。桜と列車を写すなら、少し絞り気味でもシャッタースピード稼げる明るい単焦点は、魅力あります。

なんたって、望遠は重たいし三脚使用だし……。でも、三脚は、小さいレンズでも面倒がらずに使うことを失敗しながら学びました。特に、朝に明るさが出るまでは、面倒だけどいらぬ心配がないだけに楽かな。

1226D 豊岡発の キハ41-2003 駅の北側から450mmだが、発色が悪く……

1226D 豊岡発の キハ41-2003 駅の北側から450mmだが、発色が悪く……

 あとがき

播但線で2回目の桜をキハ41とともに見ました。車体にくたびれ感が出ていますが、まだ当分は、ここ播但線と山陰本線で走っていくのでしょう。廃止したくても播但線6連満員になる優良特急はまかぜが走り、近年城崎温泉だ竹田城だで乗車数も上がったキハ。それでも新車投入はできないでしょうから、40 41はひた走るでしょう。

 播但線のキハ40系 春が訪れた Vol.3 春編のページ