桜に映え、新緑が芽生えた播但線のキハ40系
akiramaドライブ キハ40をを播磨但馬で追いかける
寒い冬でしたが雪は少なく、桜は随分早くに咲き始め、春の訪れを見せました。桜はきれい!しかし、沿線で桜とキハ40を重ねて写そうと思うと意外に見れないです。道路や川沿いには桜並木があり、山にも桜が咲いてはいますが、キハと重ねるシーンが作れません。紅葉ならば山をバックにとできますが、桜の中のキハを撮りたくあっちこっちウロウロでした。そして、晩春は、新緑があちらこちらに芽生え始め、山の色に淡い緑色が増え、野の草木もきれいになろうとして生き生きし始めました。
〇 うみやまむすびが再び登場
〇 桜とキハ40
〇 新緑が芽生えた
〇 あとがき
うみやまむすびが再び登場
海と山を結ぶ列車の意味の宝箱デザインの「うみやまむすび号」キハ40-2007は、「宝箱」をイメージしたデザインです。車内は窓側を向いたカウンター席がある観光用改造車両ですが、山陰本線の浜坂から播但線の寺前間を走る定期普通列車に使われ、運賃のみで乗れますが、いつどこを走るかがわかりません。4/13は、寺前発2番列車の223Dで和田山行、折り返し224Dで寺前に戻ると、キハ40-2008との2連で、待機車両になりました。
うみやまむすびのむすびがおむすび(おにぎり)に思えて、海と山のうまいものでのおにぎりを食べたくなります。これ持って、乗ったら楽しいでしょうね。秋は走っていましたが、冬のカニハイシーズンで山陰本線を走っていたのでしょう。再び竹田城などの観光地の需要が出てき始めたので、播但線で走り始めたようです。姫路発の快速にすればいいのに……。
桜とキハ40
例年より早くに咲き始めた桜、今回は第2市川橋梁で写しました。ステンレス製車体では見られない映えで、朱色5号首都圏色の派手さが良いのでしょう。
キハの急行顔も食パン顔も桜と一緒に記念撮影で、あと2日で終了の臨時特急かにカニはまかぜ6連も今回は特別参加です。赤字だとかJRは言っていますが、臨時特急毎日運行で、平日でも乗車率高く、めったにない6連のディーゼル特急が複数走る優等列車、キハ189の6連編成出力5400馬力は、キハ40とは比較にならない加速で生野越えします。キハ189を改造した観光列車3連のお話もありますが、ディーゼル6連は生意気なくらいの加速です。
新緑が芽生えた
桜も花が散り葉が芽生え、周囲の木々も新芽の息吹きを新たにして、山の緑の色が鮮やかになり始めてきました。野の草木も青々と葉を広げ始め、もうすぐ田畑も緑になる時期が近づき始めました。寒い冬に成長した麦畑にも春が来て、ずいぶん大きくなってツンツンと穂をつけ、来月には麦秋を見せてくれるでしょう。新緑の季節は初夏でもう一息ですが、桜が散るともう自然は新緑が始まります。
3月のダイヤ改正で減便もあり、昼間帯はほぼ単行になりちょっと寂しくなりましたが、陽の光が日々強くなり始め、首都圏色を輝かせています。
あとがき
鉄道写真家のページではなく、キハ40の残り少ない定期運航の記録ですので、芸術的な写真画像とは程遠い超素人レベルです。
季節の移り変わりを写していくと同じ場所でも色合いが替わり、見え方が変わり興味深いです。私の備忘録レベルの記録で、また、北播磨から但馬地方の四季を感じるドライブは、新鮮な酸素と陽の光による五感のリフレッシュになります。
beyond TAKENOで、竹野から浜坂間のキハ40もまたの機会の楽しみです。残り少ないキハ40ワールドが兵庫県の身近にあり、野山の景観とともに楽しませてくれます。