キハ40/41を播磨但馬で追いかけるドライブ
akirama 鉄道散歩 キハ40系を四季の景観の中に見る
国鉄時代の生き残りキハ40系気動車。首都圏色の生き残りのキハ40と希少な41が走る播但線非電化区間。本州東端の生息地で、非力なディーゼルエンジンを唸らし兵庫県の分水嶺のひとつ生野峠を越えていきます。キハ40が播磨から但馬の景観に馴染む四季の移り変わりを見るのが楽しく、足を運びます。
秋色の播但線
酷暑の影響で彼岸花の開花が全国的に遅れ、それでついうっかり忘れてしまったになってしまいました。まだ、咲いているでしょうか。
沿線の村々は、秋祭りの2日間で、のんびりしているとあちらこちらで盛り上がり、帰れなくなってしまいそうです。朝一番に出かけ、日も高くならないうちにサクッと彼岸花とキハを撮って、追われるように帰りました。ですから、少し足を延ばしたいどころか、定番の場所を周ってくることもできずに、短縮モードでした。
線路沿いの彼岸花が見つけにくく、やっと見つけた花です。だから、ベストアングルにならず、紅い花はここだけで、中木が邪魔をしている。
あとがき
朝始発時間頃の気温は、12℃でした。山間部だけに冷え込んでいます。冬は、-6℃まで下がっていた朝、真っ白な息を吐きながら、真っ暗な中で始発の221Dを待ち構えました。もうあと僅かでそんな寒い朝の季節になります。
因美線の4連は破格にしても、ローカル線の朝の2連は、通勤通学の足になっているのですね。バスとは違う安心感がある鉄道は、無くなってはいけないです。新幹線で大儲けしているのに、ローカル線への分配をお忘れのようです。
播但線の紅葉のきれいな場所を探して、冬を前に秋をもう一回行ってきます。