ミニエッセイ 好天日常 いい天気だなぁ2

    2ページ 2024/04/01~

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 2024/05/30 東経135度子午線のまち明石なぜ

日本の標準時は135度で明石市が「時のまち」なぜなんだろうか。

日本の標準時は東経135度と明治に定められた。兵庫県明石市は子午線の町や時のまちと言うが、そもそもなんで135度なのか、そしてなぜ明石市なのだろうか。どちらもしっくりこない話だ。

首都東京は、140度付近だし、国土の中間点は138度と言われる。なぜか。

地球は、1日24時間で360度回転して1周をしているから、1時間当たりきっちり15度動くので、グリニッジ子午線との時差を時間単位で表せるように「経度を15度隔てるごとに、1時間ずつの時差を持つ時刻を使用する」と、いう取り決めがあったそうだ。だから、各国の標準時は15の倍数の子午線とすることで、国々の時差が1時間単位と、いくつかの例外があるが落ち着いたことになる。シンガポールは、日本から5000kmの彼方であっても時差が1時間しかなく、朝晩の明るさが随分と違う。政治的経済的な理由でそうなったとき聞いたことがある。

日本でこの15度単位の選択となると、東経 120,135 150度とあり、明治の時代に政府は、ほぼ中心に近い東経135度を標準時としたと、明石市に標準時を合わせたのでもなく、たまたま135度に明石市があったというのが本当の話だ。

ここで思うのが、地球の自転。桁の大きく違うような年月を正確に、この巨大なものが回転しているのが不思議だ。速くも遅くもならずだからだ。年齢とともに時間が早く過ぎるように感じるのは、自転が速くなったからだろうか。

 2024/05/21 マウスは手になじむもの 26

マウスと呼ばれるパソコンの入力機器、経年劣化で代替したが、それが手になじまず違和感が続き、間違いをする。微妙な感覚が違うんだ。

何年か前の廉価版のマウス、これが指先で微妙に動く使い勝手が良く、もう1台購入して、デスクトップとノートで使ってきた。何年も使うとスクロールダイヤルに不具合が出て今回代替したが、既に同機種は販売終了品なので、似たようなものを購入したところ、手になじまない。左右の幅が違う、掌の高さが違う、クリックの感覚が、数値にすればほんのわずかだが違いだが、ミスを連発する。画像処理は失敗する。何日使ってもなじまないものはなじまなく、イライラが大きくなる。マウスでミスの連発が面白くなく、改めて手になじんだものの使い勝手を知った。

高齢になってから家を替えるとケガをすると聞いたが、身体が家の角や段差を覚えられないのだ。何十年も住み暮らした家は、暗くても歩けるが、新しい家に高齢者は対応できずに、踏み外したり気っ躓いたりぶつかったりするのだろう。若いうちは、対応力もあるので問題なくても、年とともにそうはいかないようで、人間工学より年齢対応工学だ。

そのマウス、見つからなかった販売終了品と同じ製品を見つけた。見た目は、安っぽいデザインになっているが、型番が後継機の証でサイズも同じだ。買ったら安っぽさ以外は、使い慣れた道具、これだこれだとホッとした。

 2024/05/14 「釜」 25

「釜」という鉄道好きの表現がある。もとは、英語のboilerからきて、蒸気を作り出すということから蒸気機関車を表現していた。それが広がり、機関車全体を言い始めたようだ。電気駆動の電気機関車も「釜」と呼ばれる。電車全盛時代の現代に旅客を乗せた機関車けん引の列車は、ごく一部の超高級高額列車しか存在しなくなり、機関車の役目の大半は貨物列車となった。

それを追いかける鉄道好きが存在する。私は、別ページにあるよう播但線非電化区間の国鉄型キハを追いかけながら、元来好きな「釜」に目が向き始めている。ほとんどの機関車は、JR以降の最新型に変更されてはいるが、いくつか昭和の国鉄時代の強者が残り、現役を続けている。近所の山陽本線と東海道本線を長大なコンテナ列車をけん引して、日々 首都圏と九州を走っている。

撮るだけならば、近所のJRの駅で済むことだが、山陽本線の兵庫県西部を散策しようかと……、これもそのエリアの自然の四季を感じられるようなシーンが見つけ出せればと考えている。播但線のキハよりメジャーな鉄道好きの場なので、既にたくさんの画像を見ることができるが、こればかりは人それぞれの感性なので、どこかにこれだ!がありそうだ。播但線も初夏の新緑から夏に向かい疎かにできないが、コンテナ貨物車最大26両500m超の長大列車をけん引する、昭和の生き残り機関車は大いに魅力がある。兵庫県西部の県境の山越えで、里山や山間部の景色、またローカルな小さな駅に四季を感じさせるものがありそうだ。見極めを作るまでに、回数を重ねて出向かないとわからないことだらけだろうが、興味津々で触れたことのないエリアに行ってみたく、鉄道好きがむっくりと頭もたげ、別の方向も見始めた。

 2024/05/08 アマゾンプライム会員 24

公私でずいぶん購入するアマゾンのプライム年間会費が、また1000円値上げされて5900円になった。その前年だったか、1000円上がり4900円からで、計画的に上昇している。おまけに、3月にプライム非会員の無料配送購入額が、2000円から3500円と増額して抑えがされた。プライム会員は、ビデオやミュージック使えるというが、大したものでない。さらに、巨大な利益は膨らむことだろう。その姿勢が気にいらない。

ヨドバシカメラの通販、扱い製品はほぼ同等ですべて無料配送だ。価格差は、ポイント還元で差は少ない。100円でも無料配送で、郵便局が身分証を提げて時間指定の律義な翌日配達で、ぎょっとする方が来ることはない。ヨドバシにシフトは上々で、商品も妙な中華製品が少ないので、選択がしやすく安心できる。

さらに、ごく近所にHCコーナンがプロ店とダイソーを伴設で、朝6時半から営業の大規模店がオープンした。5分の距離だからかなりのアドバンテージだ。いくつかのアマゾンしかないものは、3500円に貯めて無料配送基準にすればよく、プライムにする価値は、ほぼなくなった。

5900円/年 月500円の高い安いより、ここ連続の値上げと置き配を考えると、いかがなものかと疑問が出る。ヨドバシとコーナン+プロで、仕事から生活や趣味のものまで十分だ。便利と企業姿勢は別物なので、今回のプライム更新は見送ることにした。

 2024/05/01 フロッピーなんて知らないよ 23

20代に通じないIT用語の一番は、フロッピーディスクだそうだ。win95から始まりUSBメモリーが全盛になるまで大いに使用された。だから、現20代が物心ついたころには存在しないものだったので、死語だろう。容量は、1.44Mbだったと思うが、現代では画像は1枚すら入らない。それでも、文章保存には便利で、取り外しもUSBメモリーのように儀式の手間もなく、簡単便利で90mm四辺と大きいが、薄いので邪魔でもなかった。

20台に通じなくてもフロッピーディスクは、その姿を小さいアイコンに変えて、営々脈々と日々姿を現している。それは、保存アイコンの形状だ。あれは、間違いなくフロッピーディスクだ。フロッピーを知らないという若い世代は、何の形だと思っているのか……、単なる保存アイコンの形にしか思わないのかもしれない。おもしろい。

電報の変化も今や冠婚葬祭専用なようなものだ。ウナ電などと言った時代は終り、もう多くの世代で鰻丼?となる言葉だろうが、技術の変化で通じない言葉が、これからもさらに増えるのだろう。

ボイジャー1号が奇跡的に復活した。遠い宇宙でどう修理をしたのかと思う。1977年に打ち上げ、木星や土星の画像を送り、始めて鮮明な様子を伝え、さらに数万年の旅に出るとか。記憶媒体は69.63KB、フロッピーどころではない小ささでも偉業ができる。大きければよいというものではなさそうだ。

 2024/04/25 合羽 カッパってポルトガル語なんですね 22

雨具のことをカッパともいう。なぜか。長い間、河童からモジって合羽だと思い込んでいた。水の生活をしていて、甲羅がある河童をカタカナでカッパと言っていると思っていた……。違った! ポルトガル語の「capa」コートからの外来語であった。mid60まで知らなかったのは、あまりにも情けないが、それを知った。漢字で合羽なんて言葉があるので、てっきりと……。

カッパという表現は、しゃれたポルトガル語なのに多く使われていないで、レインウェアという表示になっていて、カッパ=河童の思い込みや年寄り言葉の合羽のようで、おしゃれな感覚を台無しにするのかもしれないからか。

様々な製品があり、ゴアテックスなど蒸れないとはいうものの、暑い時期はやはり蒸れて汗びっしょり感である。雨水は通さず水蒸気だけは逃がすという科学の理論はできても、なかなか思うようにいかない。私のカッパは、レインウェアと呼ばれる汎用品を長く使ったが、よれよれになった機会に新調して、生意気にゴアテックスなるものにした。この季節ならば快適でも、暑い時期には蒸れるだろう。アウトドアーで雨が降れば、雨具は必須だが、濡れることが大嫌いで、雨具すら濡らしたくないという、へそまがりだ。

かっぱ巻き、ご存じの胡瓜が入った巻きずしであるが、河童の大好物の新鮮なキュウリは、わさびに合いとてもおいしく、夏の肴として冷えたビールとの好物で、雨に濡れる合羽より、かっぱ巻きの方が嬉しい。

 2024/04/20 Chat GPTに触れてみたら思わずびっくり 21

なんだそんなものと思わず、敬遠するのではなく触ってみようと「ChatGPT」にログインしてみた。こんなことが起きてよいのだろうかと思うほどに、ものすごい能力で調べ事や、その内容を文章化してしまう。

例えば、「桜の待ち遠しい春」というタイトルでと指定すると、
「冬の間、寒さに凍える中で私たちは桜の咲く春を待ち望む。枝には膨らんだ芽が、新しい生命の息吹を告げる。桜の花は儚く美しく、日本の心を象徴する。友人や家族と花見を楽しみ、暖かな春の訪れを感じる。桜が咲くのが待ち遠しい。その一輪一輪が、新たな始まりへの希望を紡ぐ。」

と一瞬で作った。400文字指定したら600文字以上だったので、短くと指示すると129文字になった。融通が利かないが、600文字作成に要した時間は、コーヒーを一口飲む程度だったのは恐ろしく、私より玄人っぽい文章で恐れ入った。しかし、どこが何かというと味がなく、優等生過ぎて面白くない感じがするのは致し方なしか。でも、その優秀さに怖さを感じ、子供たちがスマホで作り始めたら学ぶどころではなさそうだし、商用文などもこんなのがはびこったら、情けないことになるようだ。使い方を誤る人が多くなるかと危惧する。

文章は、それを書く人の何かが見えてくるところに、読む価値がある。AI作成に文章だらけになったら、どんな世の中になってしまうのだろうか。

 2024/04/15 その二十 桜が咲いた

日本中に桜が満開になったと思えるくらいにきれいに咲き誇っている。満開予測だのなんだとうるさいほどに日和見屋さんは言っていたが、騒がなくても必ず咲くのだから、心静かに待てばよい。ご近所の大きな桜の木が図々しくもMy桜で、樹齢もあるだろうにまだまだ活力ある樹の勢いを感じられる咲きようで、毎年を楽しみにして、今年もきれいな花を愛でさせて頂いた。

名古屋の知人に会いに出かけ、名古屋城で花見をした。二度目の名古屋城だが、花の時期は初めてで、それは見事な景観だった。さすがに尾張様のお城の花、大きな造りに金の鯱の天守閣に深く広い掘割、60万石を超える大藩の城、堀沿いの桜の木々の下をゆっくりと歩いてきた。そして、大甚でうまい酒を酌み交わした。

日本という国はなんと桜の木が多いのだろうか。ソメイヨシノは、種からではなく接ぎ木で増やしてきたので、植樹だ。しかし、山桜も多いことに気づく。こちらは種から芽を出して育ち、多くの場合、鳥の仕業だろう。山桜があるところないところが、この山あの山で違う。全く気配のない山もある。実を食べる鳥に、好かれない山だったのかもしれない。

鳥さん、我が家にもポンと種を落としていって、桜の芽が出ればと思ってもそう簡単にはいかないようで、雑草はにょきにょき増えてきても桜の芽は出ない。

 2024/04/10 その十九 マルハラスメントとはびっくりする

文章の語尾の「。」が、威圧的な文面に感じると。相手が怒っていると伝わり、これもハラスメントだということらしく、SNSやメールの短文に慣れた若年層の感じ方らしい。会社の上司が威圧的で怒っていると、最近は、こんなことまで気にしながら仕事をしなくてはいけないとは、ご苦労なことです。「承知しました。」これは威圧的だそうです。

SNSやメールに限ってでしょうが、これで慣れてしまったら商用文を書けない社員ができあがり、授業の作文や卒業論文は、かえって苦労するのではと、余計な心配をします。

句読点は、文章を読みやすくするために用いると小学校のころに教わり、未だに句読点の使い方で悩んでいます。小学校の先生は教え方まで変えないといけないのかもしれませんね。そう言えば、ある企業に商品について教えてもらうメールをすると、その返信がなんだこれというような、句読点と漢字の少ない内容でしたが、こういうのでしょう。なんだかバカにされているようなので、その会社の製品は選択外にしました。まあ、社会人として子供が自立するはずが、入社前に親に説明会のある会社があるとか、入社式に親が参列するとか、「。」ひとつで威圧的になるので、世の中が変わるのも不思議ないような気がします。

 2024/04/05 その十八

DAIAMOND ONLINEに面白い記事が載っていた。認知症予備軍(詳細は検索) 「なんでもいい」「もう年だから」「昔はよかったなぁ」「めんどくさい」「今の若い子は」の、どれかを常に言ってたら、認知症予備軍で危険だと。的を得ているお話で、もっともなことと思った。

自分から何かをしようとする気力が失せ受動的になれば、そりゃボケるのは間違いない。多くの場合に50を過ぎてからのことだが、若い世代でも十分にあり得る話しで、いわゆるネガティブな気持ちが引き起こすのだろう。言っていませんか。男女で比較しても、圧倒的にオヤジの類でしょう。女性は、年齢に関係なくおしゃべりで時間を費やすことが多く、かなり能動的だ。

とにかく年齢に関係なく元気で、認知症になったと聞かない代表は、政治家の方々。特に口だけはよく動き、下らんことに頭が回転する。昨今のマスコミを大賑わいさせているが、こんなことは絶対に言わない。でも「昔はよかったなぁ」は、言うかも。でも、それは、ネガティブな気持ちでなく、昔のように何とか自分の思いを遂げたい気持ちで言うのだ。まあ、ひるむことがなく年齢を感じさせずお元気な方々です。

「もうこんなことは言わない」と自分に言聞かせいました。

 2024/04/01 その十七

青春18きっぷの旅を十数年ぶりに復活させた。以前は、現役だから土日利用だったが、今回は平日に乗った。すると、青春の年代は皆目少なく、あふれるばかりの玄冬70きっぷだった。

青春 10-20台 朱夏30-40台 白秋50-65前後で、それ以降の玄冬とされる先輩諸氏がそこら中にいらっしゃる。乗り鉄と称される乗っていること自体が楽しく旅をするから、格安グループチケットの趣に変化したようだ。12050円、4人で3000円/人だからボックス席4人で好都合だし、バス旅行より格安だ。

初発で高松に向かい、途中下車でうどんを食べ、今度は高徳線で栗林公園へ行こうとすると、有人改札が東アジアみたいになっていた。外国人団体かと思ったら、18きっぷの団体で玄冬諸先輩が約40人が渋滞だ。高徳線も帰路の山陽本線も同様であった。早朝に「鉄」を見たが、陽が出て暖かくなる時間帯は、玄冬が圧倒的多数で驚いた。ハイキングや低山登山仲間がグループで18きっぷを格安移動手段にしている。ルールを守らない「撮り鉄」がはびこるが、これらの移動手段は車だから見えなく好都合だ。「乗り鉄」は様変わり、春休み期間にもかかわらず、付箋だらけの時刻表を持ち歩く筋金入りの「鉄」は少なく、希少価値の絶滅危惧種になるかもしれない。

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