高御位神社から播磨地方の景観を楽しむ半日ハイク

高御位山の山頂のパワースポット高御位神社へ登る

 akiramaハイキング 高御位山を歩く

中央が高御位山(304m)、左が小高御位山(185m)

中央が高御位山(304m)、左が小高御位山(185m)

高御位神社は、播磨アルプスと言われる高御位山(304m)の山頂に建立されている神社です。

尾根伝いの岩稜木が多くなく、播磨灘の景観をたっぷりと味わえる低山ながらも十分に楽しめるルートとして、たいへん人気があります。

きょうは、稜線を歩くのではなく、高御位神社まで参道を登り、山頂の景観を味わいたく参拝をいたしました。

高御位山は、兵庫県加古川市と高砂氏の市境にある標高304mで神の山として存在します。東の麓の加古川市市志方町成井に無料駐車場があり、ここから山頂まで整備された参道を登ります。のんびり歩いて40分の行程、木々に囲まれながら登り詰めると一気に景観が広がり、その眺めは格別です。

 高御位神社

成井登山道の登り口に「高御位神宮」 長尾登山口の東に「高御位山神社」とありますが、高御位山の山頂は、「高御位神社」です。

播磨富士と呼ばれる高御位山は、縄文時代から信仰され、西暦548年創建、祭神は大国主命と少彦名命で、伊勢神宮と出雲大社の中間に位置するそうで、社殿は伊勢神宮を向いていて、立春の日の出方向だそうです。神霊の住む山とされ、山頂の巨岩の上に建立されています。

1500年も前の当時に、方向や位置の把握まで含めて、どのような技術なのか、まことにたいへんな存在です。南の生石神社の浮石製作で削り出された石、すべてを高御位山に移動させたという話もあるくらいで、当時の何から何までのすごさを感じます。

社殿は、伊勢神宮を向き、出雲大社との中間点に位置すると言われる

社殿は、伊勢神宮を向き、出雲大社との中間点に位置すると言われる

高御位神社 概要の説明文

高御位神社 概要の説明文

社殿は、立春の日の出方向(110度)、伊勢神宮を向くと言われている

社殿は、立春の日の出方向(110度)、伊勢神宮を向くと言われている

 参道を登る

成井登山口、参道であり播磨アルプス縦走路の入口のひとつでもあります。

整備された参道は、そのほとんどが階段状で歩きやすく、一気に標高300mへ登ります。正月のご来光には多くの人が集まり、たいへんなな賑わいで、夜間照明の街灯もあります。

行程は1000m少々と表示され、途中に二丁から十七丁の石柱があり、十八丁が山頂のようですので、約40分の登りに励みになります。

成井登山口の案内図看板

成井登山口の案内図看板

参道 登り口

参道 登り口

多くは、整備された階段が続く参道

多くは、整備された階段が続く参道

けもの道ルート 笹ユリの道 入口分岐

けもの道ルート 笹ユリの道 入口分岐

途中 十丁の石柱 十七丁まであり、頂上は十八丁か

途中 十丁の石柱 十七丁まであり、頂上は十八丁か

登山道らしいところもあるが、石で歩きやすい

登山道らしいところもあるが、石で歩きやすい

十五丁 小高御位山への分岐点

十五丁 小高御位山への分岐点

目の前は山頂の神社社殿へ向かう

目の前は山頂、神社社殿へ向かう

社殿に到着、左側の巨岩が山頂

社殿に到着、左側の巨岩が山頂

 山頂からの景観

秋空は晴天でしたが、若干の霞が入っていました。神戸方面から明石海峡大橋、淡路島、四国、小豆島、家島諸島を一望でき、眼下には播磨地方が広がっています。周囲に高い山などがないので、300mでもこの景観は、お昼のお弁当のおいしさを倍増させました。

飛翔の碑 (大正10年関西初のグライダー飛行成功) 遠く明石海峡大橋が見える

飛翔の碑 (大正10年関西初のグライダー飛行成功) 遠く明石海峡大橋が見える

日笠山、家島諸島、小豆島を望む

日笠山、家島諸島、小豆島を望む

遠くは淡路島、小高御位山への稜線

遠くは淡路島、小高御位山への稜線

 アクセス

東麓 高御位神宮に、成井登山口  無料駐車場、トイレあり

google map

あとがき

きょうは、単純に景観を楽しんだ後、参道を下りましたが、次回は、小高御位山(185m)経由で駐車場に戻るのも良いし、また、南側の長尾登山口の新池駐車場を利用して、長尾ルートで登るのもありです。

半日ハイク、それとも丸一日のコース、いろいろ作れます。ここからの景色は、すべてが下界で、たった、300mですが、どこよりも高いところで気分爽快でした。

というのも、パワースポットの地磁気水平分力 30,900nT(ナノテスラ)だとかで、伊勢神宮と出雲大社と同じだという「気」を頂いたようで、また行きたくなりました。あの景観は、四季折々、朝昼夕と素晴らしいでしょう。

足場も良く、その割の景観のダイナミックさは大きく、老若男女から抱っこの赤ちゃんに孫さん、ワンまで登っています。