akiramaの日々のいろいろなエッセイ

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部屋でシュッとひと吹きすると、蚊が来なくなるという蚊よけ殺虫剤がある。
出がけにシュッとしていく。蚊取り線香タイプよりなぜか抵抗感があり、在室中に使っていないが効果はある。効果があるとなると、つまらん不安が出るが、蚊に刺されて不愉快な思いをすることに比較すれば訳はないようだ。寝入った時の羽音とともに刺されてかゆくなると、寝れずにたまらない。蚊取機のスイッチを入れ忘れの代償みたいだが、夏の不愉快は暑さより、蚊だ。血液型で刺されやすい順位があると、O>B>AB>A web天気予報に書いてあった。順位の高い私は、シュッとひと吹きの威力であちらへ行ってもらうようにしている。

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小笠原父島帰路のおがさわら丸が出航すると、船の周辺にイルカの群れが集まってきて、船と一緒に泳ぐのは「お見送り」に見える。頭が良く気持ちを表すと言われているイルカのすることだから、多くの人がそうなのだろうと思い、行って見たいと話題にしたことだろう。ところが、頭の良い学者先生が、あれは見送りではなく、船の推進力で水流ができ、イルカの泳ぎが楽になるので一緒に沖に向かうと言われた。憮然!そうなのだろうが、俗に言う余計なことだろう。面白みも夢もなくなる。
イルカのもっと大きなのが、シャチ。横一列に並び海面上でプカプカすることがあるとテレビで放映していた。研究の結果、お見合いをしているそうだ。シャチの目は横についているので、向かい合わせより横並びが相手を良く見える位置だそうだ。これなんかは微笑ましい話で歓迎だが、イルカはお見送りで良かったのではないか。
ただし、これもイルカに聞いたわけでないから、頭の良い学者先生の研究結果を出したい推測であり、好奇心の強いイルカの遊びかもしれない。
ラッコが寝る時、仰向けになって手をつないで、海藻に足を絡めていると聞いた。海流に流されないようにしているそうだが、これまた見てみたいような光景だ。頭の良い学者先生様、それ以上研究しないで、仲間と流されないように協力して寝ていることにしませんか。
真相を知ってしまうと、味がなくなることがたくさんある。知らない方が良いような深みの出ることで、言わぬが花だ。
本当に頭の良い人は、難しいことを簡単な言葉で説明してくれて、時と場所をご存じな方だと思う。難しいことを難しく言うことや、言わなくても良いイルカの話などをする物知り博士の類は、やはり邪魔っけになろうか。蚊に刺されない方法を考えてもらう方が、比較にならないほどありがたいんですが……。

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長年読んできた「紙の新聞」をやめた。
10数年以上も前に全国紙を地方紙に変えた。単身赴任が続き自宅にいなくなったのもあり、細君は地方紙の折り込み広告も魅力がったようだ。そして、自宅に戻るとその地方紙を読むことになったが、紙面の半分は、健康食品と買う気になれない通信販売の広告、さらに残りの半分は、おいしいもの食べてきましたのような記事と町内会の催しに近い内容で、年数を経て、あまりにもお粗末なものに近年はなっていた。これに年間数万円を支払うのか……悶々としたところに突然値上げの紙が、これがきっかけとなりやめた。
新聞というものは、知識を大きくするものという認識であったが、とてもとても。
そして、web新聞を読んでいる、何の問題も感じていない。有料会員限定の記事が多く、紙の新聞とは比較にならない低料金なので有料会員を考えたが、いろいろ探すと産経新聞の無料会員登録で不自由なく読めている。さらに、東京新聞は会員登録などなかった。目を通すのは、この2紙で事足りた。世の中の動きは十分に把握ができるし、社説からコラムなどまで全て読める。これをまじめに読めば、浦島太郎にならず、1-3面に該当する記事や社会面は十分だ。コラムの産経抄と筆洗は、知識の勉強になる。これを記するのは、大記者だと教わったが、この2紙のコラムは欠かさず読んでいる。
東京新聞も今は東京の地方紙とか、首都東京の地方紙は、どうしてそれどころか全国紙として読める。費用が掛かるからやめるというようなものが新聞でないのは理解できるが、web新聞が充実を改めて知ると、紙を呼んでいたころより読むべきことが多く、時間を費やしてしまうようになった。

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今月いっぱいでと、お断りを新聞店に入れたら何日か後に玄関に現れインターホン越しにかなりの時間を費やした。その後、乗ってきた単車にまたがり家の前で30分近くもいた。何をしているのかと、物騒なものを見た時に、昭和の良いものが無くなり、悪いものだけが残った紙の新聞は、残念だがもう不要と思った。
いよいよ夏本番が近づいた。気温30℃は序の口だが、晩酌の冷たいビールが実においしくなった。しかし、問題は腹がさらに膨れてきた。夏の弊害だ。