akiramaの日々のいろいろなエッセイ
9月 長月で、いよいよ秋になりましたが、なんか異常な天候が続き、長雨と暑さが続き、暑さ寒さも彼岸までという言葉を失ったようです。
コロナ禍で9月いっぱいは緊急事態宣言。どうにも何か街にぶらり外出というわけにいかず、おもしろくないことです。ちょっと、休日に買い物をして、ランチで冷たいビールかワインなんて随分ご無沙汰です。
そんな時に、明石市は、「明石市サポート利用券」をすべての市民一人当たり5000円という市内で使用できる金券を配布しました。私も明石市民ですので、ご利益を受けることができ、これはうれしいの一言です。
明石市が市民全員をサポートし、市民全員で飲食店等をサポートする「市民全員・飲食店サポート事業」を実施という振れ込みで、市内で使える金券ですから、貯金されずに市内で消費され、この売上でも税収が見込まれるのでしょう。
30万人口の明石市、5000円×30万人=15億円と豪儀なことで、うれしい贈り物です。緊急事態宣言が解除される10月には、晩ご飯でビールをたらふくとできるわけで、楽しみです。
明石市がこんなに豪儀な裏には、市の人口増でしょう。2020年国勢調査で人口が30.1万と2015年調査から約1万人増加し、初めて30万人を超え過去最多です。おまけに中核都市にもなり、市の勢いもあるでしょう。人口増は、子育ての若い世代ですから、家庭からの税収入も見込まれるのでしょう。平均年齢は、全国46.4才なのに明石は45.3才ですから若い方々が多い街です。
そうしたら、神戸市が尼崎市から姫路市の間の21駅に掲載した広告が、
「家どこ?って言われて神戸の方とかいうぐらいやったら 神戸に住んだ方がええな。」と白時に黒文字のポスターが、JR明石駅にも貼り出されました。
神戸市の神戸に住もうという広告ですよ。笑いますが、人口減少の神戸市、2010年の154.4万人が、2023年には140万人台にまで落ち込むと言われている全国ワースト1ですから、かなりやっかみに取られても仕方なしです。それも、政令指定都市の広告ですからお笑いものです。
餃子の王将、多くの方々がご存じな外食さんです。
神戸新聞に毎月2回 1日と15日に無料餃子券が含まれた広告が掲載されます。1人前220円の餃子が2人前以上で1人前無料になるんです。2人で3人前頼んだら440円です。たったこんなけのことですが、人気があります。ニンニクが嫌いな方もいらっしゃいますが、餃子が大好きな私には、王将なくてはならん存在です。
一時、産経新聞に変えた時期がありました。神戸新聞では物足らなくなり産経にしましたが、細君は折り込み広告が激減したので、ブーイングでした。ついに負けてしまい、神戸新聞に戻しました。まあ記事内容より折り込み広告と餃子券が強かったです。10月からお店でビールも飲めるようになりましたので、餃子券を握って、毎月2回食べます。持ち帰りより、焼き立てがうまいんです。
コーテル(餃子)サンガホー(三人前)、エンザーキ(鳥の唐揚げ)、クールーロー(酢豚)、ムーシーロー(肉と卵のいりつけ)イーイーイー(各1人前)、仕上げは、ヤナギ(ラーメン)イー(1人前)、これだけ食べると(勿論ひとりではないが)、かなりの幸せですが、mid60になると、これらが夜中に胃の中で暴れ始め、多くの場合は暗い夜に度重なる反省をします。
古い映画でアランドロンが朝食で、ボトルのワインを飲んでいるあこがれるような場面がありましたが、飲料水替わりですね。
フランスのワインは、飲料水替わりに古くから飲まれていたという羨ましいことでしたが、昔は水が悪くてこういうことだったのでしょうが、今では普通に水のボトルが手に入るようになったことで、ワインを飲む成人の割合が、40年前は過半数、それが今では16%でしかないそうです。15-24才で1%、25-34才で5%と僅かでしかなく、半面、時代を作った66才以上は38%だとか。ネットのニュースで読みました。いわゆる高齢者を除くと一桁ですね。で、15-24才という表現が日本では考えられず、15才でも飲むのかと……ですか。あと20年したらフランスのワインはなくなりそうですよ。「明石市サポート利用券」でフランスのワインを買います。
全世界がコロナ禍になりもうすぐに2年。海外渡航どころか国内旅行などできるようになるのはいつのことやらです。2年もこんな状態が続き、冬には低温乾燥で再び発症が多くなり、まだまだ先行きが見えない月日が過ぎていくと、それぞれの外国や国内の持つ文化が変化するような気がします。2019年以前とは微妙に何かの違いが生じてこないでしょうか。いつになったら、元の生活に戻れるのかmid60なりに心配になります。