キハ40/41とはなあかりの追いかけドライブ
akirama 鉄道散歩 キハ40系を四季の景観の中に見る
国鉄時代の生き残りキハ40系気動車。首都圏色の生き残りのキハ40と希少な41が走る播但線非電化区間。本州東端の生息地で、非力なディーゼルエンジンを唸らし兵庫県の分水嶺のひとつ生野峠を越えていきます。キハ40が播磨から但馬の景観に馴染む四季の移り変わりを見るのが楽しく、足を運びます。
今回は、観光列車「はなあかり」編成を臨時特急「かにカニはまかぜ」に増結運行も見たく、雪の播但線の景観です。
〇 雪景色期待の播但線
〇 観光列車「はなあかり」
〇 あとがき
雪景色期待の播但線
但馬地方を走る播但線ですが、南但馬の積雪は多くなく、真っ白な景観になる日数は限られます。この冬一番の寒気と聞きつけて、生野越えの雪景色や新井青倉の田園地域を走る朱色5号を期待しましたが、少々気が早かったようでした。今月下旬のチャンスに期待です。新井駅での上下一番の列車交換からスタートしました。夜明け前の駅舎の明かりや列車のライトなどが、降り始めた雪の寒さを助長するようです。
その後、生野駅列車交換、下市川橋梁、第2市川橋梁と移動をしていきました。山の色合いが力なくなる冬は、雪景色がキハ40を引き立ててくれます。
観光列車「はなあかり」
観光列車「はなあかり」は、キロ189-8005 キロ188-7005 キロ189-7005と通常のはまかぜ編成にはないグリーン車の189系3両編成です。通常のグリーンや個室のようなお高いグリーン車の観光列車が、編成に増結されています。大阪発浜坂行の冬期臨時特急「かにカニはまかぜ」に併結です。大阪駅出発は、はなあかりが先頭車両ですが、姫路で進行方向が逆転ですので、後部3両がはなあかりになっていて、先頭を写せないのが少々……残念。
定期のはまかぜも6両で、全国でも珍しいディーゼル6連で編成5400馬力のパワフルな特急列車です。電化は城崎温泉まで、香住浜坂へ向かうには、ディーゼルしか手がありません。定期6連の特急が上下ともに3列車、さらにこの臨時が走り、播但線が赤字とJRは言うものの、カニと竹田城に海水浴で結構稼いでいるようです。
あとがき
こだわりの播但線非電化区間で6連すべてを撮れる場所が少なく、それも姫路で方向転換ですから後部3両となる「はなあかり」なので、今回は分割になってしまいました。次は大河のカーブか、新井青倉の田園地帯かな? 冬期の臨時列車だから雪が欲しいので、課題です。一気に香住まで行きますか。本題は、189でなく播但線の40なので、このページでは、ゲストです。