キハ40/41を播磨但馬で追いかけるドライブ
akiramaドライブ キハ40系を四季の景観の中に見る
国鉄時代の生き残りキハ40系気動車。首都圏色の生き残りのキハ40と希少な41が走る播但線非電化区間。本州東端の生息地で、非力なディーゼルエンジンを唸らし兵庫県の分水嶺のひとつ生野峠を越えていきます。キハ40が播磨から但馬の景観に馴染む四季の移り変わりを見るのが楽しく、足を運びます。
暑い夏も少々後半に動く気が出て、播但線のキハに会いに夜明け前から2回出かけました。涼しい山の空気に触れる避暑がてらのドライブです。
〇 夏の朝
〇 夏草の勢いに負けない稲田の成長
〇 あとがき
夏の朝
朝は違うものを見せてくれます。特に夏と冬の朝は、早起きは三文の徳のような景色と出会うことができ、朝もやと谷の向こうの朝日で、キハ40がその中で見れると思わず嬉しくなります。
大福トンネルで、辛うじて向こうの入口に入るキハを撮れることを知り、チャレンジしていますがなかなか思うようにいきません。同時に、第2市川橋梁の初発列車や冬の二番列車は暗さがあり好きなのですが、これまたうまくいくものかです。昼間ならそれほど難しいことでありませんが、暗さは素人の難敵です。でも、夜明けのこの列車が好きです。
夏草の勢いと負けない稲田の成長
暑い夏でした。過去最高の気温とか言われますが、年々と地球温暖化で記録更新するのではないか……です。
強い夏の光を浴び、炎天下の中でも枯れるどころか雑草の生命力は、計り知れないものを感じ、軌道内も線路の周囲も覆い茂るような勢いです。そして、水田の稲は実りが進み、まもなく早生は刈り入れが始まりそうです。
この暑さで、出不精になり晩夏の時期のモソモソと出て行ったので、稲は実りの色を発し始め、緑に黄色がかなり混じってきました。
日曜日の豊岡発寺前行1226Dは、「うみやまむすび号」でした。いつは知っているのかわからないながらも キハ40-2007に出会うと儲けた気分です。
あとがき
撮影していてポカをかなりします。ピンぼけ手振れは日常茶飯事、列車のライトがまともに入って真っ黒クロスケ。止めたい位置に止まらず構図のポカチン。面倒がらずに、できるだけマニュアルで三脚使用で落ち着くことが肝要ですが、残念ながらの素人は、思うようにできないんです。でもいいか。本物は見たんだから……と、ぼやいています。そうそう、三脚使用中の手振れ防止OFF意外でしたね。
観光列車や最終運行の混雑に出かけるのはまっぴら、都会から離れた同業者の少ない場所で、自然を感じに出かけます。基本は、単線非電化区間の定期運行が対象です。そして、鉄道写真家のページではなく、キハ40の残り少ない定期運航の記録ですので、芸術的な写真画像とは程遠い超素人レベルです。