雪彦山(姫路市夢前町)を見に秋のドライブ

修験道の山 見事な三角形の岩峰の雪彦山

 akirama ドライブ で 行きたいな

雪彦山バス停跡から上を向くと、このように見える最初の光景

雪彦山バス停跡から上を向くと、このように見える最初の光景

akirama ドライブ 向かうは「雪彦山」

爽快な秋晴れの日、姫路市夢前町の最北部にそびえる雪彦山を見にドライブをした。低山登山でひーひー言っている私では、この見事なまでの岩山に登るなどとはとんでもないことで、その凛々しいほどの景色を眺めに出かけました。

〇 雪彦山
〇 林道から雪彦山の眺望
〇 アクセス
〇 あとがき

 雪彦山

姫路市夢前町の北部に位置する標高915mの修験道の山とされる岩峰がそびえたちます。

三角点頂上は、岩峰より北にある915mの本峰があり、洞ヶ岳、鉾立山、三辻山の四峰を併せて雪彦山というそうです。目を引く岩峰の洞ヶ岳は、大天井岳と不行岳、地蔵岳からなり、とんがり岩峰が並んでいます。

南から夢前川支流沿いに進んでくると、洞ヶ岳が見え、凄みのある岩山を形成していて、これが雪彦山四峰のひとつです。本峰最高点は、その北にありますが、この岩峰が雪彦山四峰の表看板でしょう。

ここでは、「洞ケ岳」の最高峰の大天井岳と不行岳 地蔵岳を雪彦山として記していきます。

登山ルートの看板 登山については他サイトでいろいろあります 登れるのは羨ましい

登山ルートの看板 登山については他サイトでいろいろあります 登れるのは羨ましい

林道案内図の赤い部分が、一般車両通行止め

林道案内図の赤い部分が、一般車両通行止め

 林道から雪彦山の眺望

最初にここは林道の走行です。舗装路ですが、必要最低限しかガードレールはありません。崖っぷちの狭路での対向車との離合は必須であることを認識してください。県道504号は、雪彦山バス停跡の賀野神社鳥居前からわずか先で終了して、森林基幹道雪彦峰山線と呼ばれる林道です。

雪彦山バス停跡には、ここから2km強登ったところに本殿がある賀野神社の鳥居があります。そして、北の上の方を見るとびっくりするような岩峰の雪彦山が、なんというものか、山水画のようなコントラストでそびえたっているのが、見えてきます。

さあ、いつでも停車ができる20-30km/h程の速度でライト点灯で林道を進んでみましょう。林業のための道路、これは観光用ではありませんので、道幅いっぱいの中型ダンプとも離合します。そんな場合、乗用車は、何百メートルも後退をすることになります。

雪彦山バス停跡 賀野神社の鳥居があり、参道を徒歩で登るルートもある

雪彦山バス停跡 賀野神社の鳥居があり、参道を徒歩で登るルートもある

賀野神社 本殿。既に中腹に登ってきていて、無音の世界だ

賀野神社 本殿。既に中腹に登ってきていて、無音の世界だ

賀野神社から雪彦山を見る。洞ケ岳の三峰が良く見える

賀野神社から雪彦山を見る。洞ケ岳の三峰が良く見える

途中にはこんな休憩所もある

途中にはこんな休憩所もある

標高が高くなり景観が変化してくる

標高が高くなり景観が変化してくる

不行岳 地蔵岳のどちらかではあるが、とんがっていて、てっぺんに木が生えている

不行岳 地蔵岳のどちらかではあるが、とんがっていて、てっぺんに木が生えている

不行岳 地蔵岳のどちらか どうやって上るのだろうか。ロッククライミングだ

不行岳 地蔵岳のどちらか どうやって上るのだろうか。ロッククライミングだ

洞ケ岳三峰 紅葉が少しずつ進んで、もうしばらく後には、山の色は変わる

洞ケ岳三峰 紅葉が少しずつ進んで、もうしばらく後には、山の色は変わる

「洞ケ岳」の最高峰の大天井岳 足が絶対にすくむような、崖である

「洞ケ岳」の最高峰の大天井岳 足が絶対にすくむような、崖である

洞ケ岳山頂に残月が見える

洞ケ岳山頂に残月が見える

残念ながら、ここからは一般車両通行止め 標高540m位だろう

残念ながら、ここからは一般車両通行止め 標高540m位だろう

麓には、冷泉であるが、雪彦温泉があった

麓には、冷泉であるが、雪彦温泉があった

 アクセス

中国道 福崎IC or 夢前スマートICから 県道23号西進。夢前町 前之庄西交差点から県道67号北進、夢前町山之内を左折して、県道411号504号と進み 雪彦山バス停跡へ向かう。

福崎ICから雪彦山バス停跡 約19km

google map

 あとがき

通行止めから4-5km先にある「明石海峡眺望駅」に行きたかったのですが、思った通りに一般車両通行止めで断念しました。徒歩ならばいけるのでしょうが、これは次回として、今回は凄みのある岩峰の景観を十分に堪能することができました。

雪彦山の名前を聞くことは、それなりにあったのですが、こんな三角形の岩峰だとは想像していませんでした。足に自信のある方々は登られるのでしょうが、低山ハイクの私にはとてもそんな気力が出てくるわけもないです。それでも、三角形の頂点、てっぺんに立つとそれはそれは気持ちの良いものでしょう。