西播磨から北播磨をドライブで散策
akiramaの行きたいな 半日ドライブ
akirama ちょっとそこまで行きたいなドライブ、向かうは「大川稲荷神社 大歳神社」
ドライブなんて言葉は、IT用語でしか生き残ってないのかと思いましたが、旅行用語でも僅かながら息がありそうで、夏の晴天とはいかず秋雨前線の雨模様の半日、北播磨のたつの市新宮町から宍粟市を抜けて、加西市北条鉄道沿線の大歳神社への半日ドライブです。
お盆前から、台風に秋雨前線の雨天が続き身動きとれずで、一週間以上降り続き、さらに週末まで雨天。少し雨が弱まる本日8/16ですが、歩くわけにもいかず、車で夏の山野の景色を楽しんできました
〇 大歳神社が多い
〇 田んぼの真ん中に赤い大鳥居
〇 北条鉄道の線路わきの大歳神社
大歳神社が多い
今日の目的地の北条鉄道沿線の大歳神社。無人の神社が、線路際にひっそりとあり、お気に入りです。以前、全線に近い距離を線路に沿って歩いた際、小さいお社を線路の向こうに見つけました。
冬でしたので周囲はモノトーン、今度は夏の真っ盛りに見たいと思い地図を見ていると、1-2kmの範囲内に「大歳神社」をさらに3社見つけました。(帰宅後さらに+1社) こんな狭いエリアに5社もある大歳神社を見てみたくなり出かけました。
調べてみると、「大歳神社」とは、年神さまを祀る神社のことで、年神さまが、農業、特に稲作の神様で五穀豊穣を祈るためで、固有名詞ではなく名詞に近い存在だと知りました。兵庫県内に約3800ある神社のうち394社(神戸新聞)が大歳神社だそうです。
八幡神を祀る八幡神社は一番多く全国に約44,000社だと、県内400だと八幡さまほどは多くなくとも、そこそこの大きな数になりそうです。住吉三神を祀る住吉神社も多いですが全国に約600社だそうで、大歳神社はやはり多いのでしょうが、狭い範囲に5社は興味津々でした。
田んぼの真ん中に赤い大鳥居
北条鉄道沿線だけでは、ハイクには適当な距離ですが、今日は車ですので、少し足を伸ばし西播たつの市新宮町の「大川稲荷神社」に、まず、朝6時過ぎに出発です。
田んぼの真ん中にお稲荷さんの大きな赤い鳥居があります。国道179号を北上して、JR姫新線の千本駅を過ぎると右手の田んぼに赤い鳥居が見えてきます。
きれいな赤鳥居です。鳥居から北の山を眺めると、僅かに神社が見え、随分と離れた田んぼに鳥居があります。
迂回して出雲街道からお社に向かいます。(神社の駐車場有)大きな存在感ある鳥居とは違い、こじんまりした境内のお社です。山を背にして、山そのものがご神体なのではないかと感じます。
まあ、青々としてもうすぐに黄金色になる水田に存在感ある赤い鳥居と、その後方にお社、大川稲荷神社、秋の収穫の色になった時にもう一度参拝をして、広々とした田園風景を眺めたいです。
北条鉄道の線路わきの大歳神社
国道179号から三日月町を経て、県道154/53号で宍粟市山崎町へ、さらに県道23号で福崎町へ進み、ここで、LEAFの充電をして、JAの野菜産直で晩ごはんを買い物です。最短路線の県道や高速道路も使わず、遠回りの山間部を経由してひたすら北播磨の景色を楽しみながら走りました。
福崎町から隣の加西市へ、北条鉄道線に沿って南下、「長駅」と「播磨下里駅」の間に、お気に入りのお社の大歳神社があります。
道路より僅かに高い位置に道床があり線路が走っています。その向こうに鳥居とお社があり、道路はなく、歩いて線路を渡ります。線路は、大正初期に播州鉄道として作られましたが、神社の方が歴史がありそうで、当時からこのようになっていたのでしょう。線路の僅かに向こう側のお社、これがお気に入りです。
さて、この周辺に大歳神社が全部で5社。歩いて回れる範囲です。(3km先の法華口駅にはレンタル自転車もあります) いくら大歳神社が多いにしても、この範囲で5社は興味津々でした。
巡って参拝、興味津々ながら、田園風景を楽しみながらの散策はなかなか楽しいです。それぞれの集落で、豊年満作を祈願した年神様としていくつものお社があるようです。地元では〇〇さんみたいな呼び方をされているのでしょう。
あとがき
ドライブなどという昔の言葉、EVで経巡り行く北播磨。久しぶりに緑をたくさんみて、目も心もホッとしました。何かを食べたり買わないと気が済まないこともなく、弁当持って適当に走って、過ごす時間の楽しみでした。これで、帰宅したのが1時過ぎでしたので、半日ハイクならず、半日ドライブでした。
こういう出かけ方を車でしようしようと思いながらも遠のいていて、どうやらこれがきっかけで次なる目的地も2-3思い浮かんできました。播磨地方で生活しているので、北播磨や西播磨は身近で楽しみのある居場所です。
また、出かけてみます。
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