私の健康維持対策のひとつが歩くこと。月に3回は最低でも、まとまった距離を歩きたいですが、自分一人ではなかなかできないものです。できない理由の言い訳ならば、いくらでも口から出るようなものですが、催し物としているハイキングならば決められたコースを歩きますから、10km前後を歩くことができます。
だから、自宅近隣で開催される山陽電車のハイキングは、多くの開催日に参加しています。今回、新年初参加。
「第1回さんよう土曜ハイク 明石駅長おすすめ!明石の史跡を巡るハイキング」に参加しました。2019年度の土曜ハイク1回目です。
山陽電車主催のハイキングは、「山陽ハイキング」「さんよう土曜ハイク」「にっしん・さんよう平日ウォーク」の3種類があり、合わせて年間に40回催されていて、どれもが400-500人以上参加の盛況さです。
今回は、なんと670人の参加人数でした。
この土曜ハイクは、スタートで地図をもらってからフリーハイクですので、決められたゴールの時刻までコースを自由に歩いて行けます。集団で歩く山陽ハイキングや平日ウォークより自由に時間を使えたりしますので、私はこのフリーハイクスタイルの土曜ハイクが、一番のお気に入りです。
冬晴れの暖かい日という天気予報の通り、歩き始めるとイソップ寓話の北風と太陽のごとくマフラーを取って、手袋をしまい、ダウンジャケットを脱いで、フリースのファスナーを広げて、と暖かい日差しを受けての暖かな冬のハイキングでした。スタート時点の気温は5℃でしたが、日差しを受けての体感温度はグングン上がり、風も穏やかなハイキング日和になり、薄着の重ね着での調整がうまくいきました。1-2月の朝の最低気温は、2℃くらいの日が多くなり、しかし、本日のように快晴の日だと体感温度から、かなりの薄着でも汗をかくようなことになりますので、薄着の重ね着で調整が必要です。
スタートでは、少し寒いくらいにそれまで着ていた1枚をザックにしまって出発です。また、歩きながらでも脱ぎやすいアウターや中間着が良いですね。温度調節がうまくできると、冬晴れのハイキングは快適です。
舞子公園をスタートして、大蔵海岸まできれいに晴れ渡った明石海峡を見ながら歩くのは、壮観な気持ちです。また、明石海峡大橋の真下から淡路島に向かって伸びる橋の見事な景観は、今回のコースの特筆ものでした。こうやって真下から巨大な構築物を見ると、とんでもないものを作るものだと感心してしまいます。
大蔵海岸から、人丸駅の方向に北へ向かい、明石天文科学館を経て「時の道」と呼ばれるハイキングコースで明石城址の県立明石公園へ向かいます。きれいな明石海峡の景観から明石の史跡を見てのコースでした。
出典元:山陽電車 参加者配布マップ
コース案内
- 山陽電車舞子公園駅、JR舞子駅東側へ移動して、神戸淡路鳴門自動車道の下を抜けて、舞子公園松林の中が今回の集合場所です。
- 集合場所から午前10時に配布されたマップを手にスタートです。
- 目の前の松頼橋で国道2号線を渡り、旧武藤山治邸横から西へ孫文記念館を抜けて、明石海峡大橋の基部のところを潜り抜けます。巨大構築物の素晴らしい景観に圧倒されます。
- その先橋の科学館に沿って右に進み、国道2号線を左折、明石藩舞子台場跡を見ながら、ここから約2km弱ほど海岸に沿って、大蔵海岸へ向かいます。
- 大蔵海岸の東端coco一番のカレー屋さんを左折して、大蔵海岸公園内に入り、龍の湯から海岸縁をABCハウジングをまわって、先の橋を渡ります。
- 大蔵海岸公園管理事務所まで直進して、遊歩道なりに右へ進み、国道28号を左折して、その先の大蔵町南交差点信号を渡り、西へ200m進み、マンションの先を右折。
- 北へまっすぐに進むと、稲爪神社。境内を抜けて神社の裏の国道2号線に出ます。
- 2号線を西へ行き、先の歩道橋を渡る。渡ったら僅かに戻り、左折して、真っすぐ行くと山陽電車の線路に突き当たります。
- そこを左折して、山陽電車人丸駅の交差点を右折、線路のガードをくぐり、先に見える明石天文科学館へ向かいます。ここから明石市内のハイキングコース「時の道」を逆行して、明石城址へ向かいます。
- 天文科学館の先の人丸山の柿本神社へ、急な長い階段を登っていきます。結構な心臓破りな階段です。
- 昇りつめれば、柿本神社。
- 神社の反対側は、大きな塔のような明石天文科学館がそびえたち、東経135度日本標準時子午線標示柱の通称トンボの標識があります。
- 神社のお隣、月照寺から階段を再び降りて行き、亀の水に出ます。亀の水、人丸山の湧き水です。
- 亀の水の前を右折して100m進み、突き当りを右折。
- 宮本武蔵作の庭園があるという本松寺前を道なりに進み、上ノ丸教会前を過ぎ、道を上りきると、今度は下り坂。
- 下り坂、Yの字を斜め右へ進み、その先の道を左折。左手に歩道橋への道があるので、高架へ進みます。
- 歩道橋を渡ると明石市立文化博物館。その前を進み、県立明石公園の東の丸入り口から、公園へ入ります。
- 真っすぐに進むと明石城址へ行きますが、石段を下りて時打ち太鼓の前が、本日のゴールです。
- ゴール後は、公園を出ると目の前は明石駅です。
ゴールは、明石城址の県立明石公園。ここで、参加賞の山陽駅そばのトッピング券と明石魚の棚のクーポン券を頂きました。駅そば大好きの私は、歩いてペコペコのお腹ですから、天ぷらそばに直行でした。
天気の良い日のコースとしては、おすすめのハイキングです。明石城まで行き、その後、明石魚の棚を散策したりするのも良い選択になります。歩いて、お腹減らしておいしいものを食べるのも楽しいハイキングプラスです。
自宅からのドアーツードアーで万歩計は、14,000歩ですから約10kmを歩いたことになります。ハイキングコースは7kmでしたので、集合場所や解散場所の往復が、上乗せになりました。
山陽電車のいずれのハイキングも、集合場所に行けば参加ができます。申し込みも予約も必要なく、気軽な気分で、快適なハイキングができます。
akirama weblog で、9月から山陽ハイキングに参加したコースマップやルート情報を記録として記しています。
私が再度歩きたいコースや、このサイトをご覧頂いた方々に歩いて頂きたいという気持ちで記事にしています。ぜひともご参考にして頂き、行程2-3時間ですので、手軽な半日ハイキングは、いかがでしょうか。