あわじ石の寝屋緑地から明石海峡を見る
海抜0mからいつも見上げている巨大な構築物「明石海峡大橋」を俯瞰でき、それも真っ向縦位置で見れる場所があると聞き、その「あわじ石の寝屋緑地」の海峡展望台に行きました。
期待とおりの絶景を見とれていて、ゆったりとした時間を過ごしました。
雄大で巨大な構築物である明石海峡大橋が明石海峡にかかり、その海峡を大小の船が行きかう景色は、時間の経過を忘れてしまいます。
また、潮の流れの変化により、釣り船はハマチやブリに追いかけ、そして潮が緩むとタイのポイントに集まり、さらに潮の緩くなった頃には、神戸沖のタチウオのポイントに大集結をはるか上の方から見ていると、これまた面白い景色でした。
当日の天候は、ほぼ快晴。問題は湿度でした。台風が過ぎて晴天になったものの南の大気の湿度は残り、霞がかった空模様で、せっかくの写真にも霞がかかりました。帰宅時の湿度計は56%、やはり高かった。翌日は、45%まで下がっていたのでまさに残念。
しかし、構図としては抜群の景観を見ることができましたので、湿度の低い空が高くなるこれからの季節に再挑戦です。
惜しいのは、橋の手前に高圧線の鉄塔があること、そしてもう少し山の木々の背丈が低ければとは思いますが、これだけの景色ですから贅沢言ってはいけませんね。
いつも見上げる明石海峡大橋を見下ろし、トンビの優雅な舞を見下ろして眺めることができました。この時期、タカ類の渡りを見ることのできる「見上げる展望台」もあります。寝転んで空を見て鷹が飛んでくるのを待つということですが、これまた優雅な楽しみです。
明石港から連絡船でと思いながら海抜0mからの登りに躊躇してしまい、今回は車で行きました。整備された無料駐車場があります。ここが、標高71mです。車だと軟弱に71m稼ぎました。
いつものハイキングと違い一眼レフカメラに望遠レンズに三脚、朝ごはんと水分を重く担いで出発です。地図にあるように海峡展望台に行くには、一般向けルートと健脚向けルートがあります。当然勾配の違いを表現しています。
ふたつのルートがあります。
- 標高:展望台245m 駐車場71m 差174m
- 一般向けルート 1880m 45分
- 健脚向けルート 980m 30分
倍の距離で登れば、当然勾配は緩いので私向けなのですが、30分だから何とかなるだろうと健脚向けルートに進みました。森の広場から先は大部分が丸太の土留のある階段で、なかなかの勾配で上がっていきました。途中にベンチが5か所あります。1-2番のベンチは並んでいますが、そこから等間隔のようにあります。手すりも備わっての階段ですから安全ですが、ひっくり返るとひどい目にあいそうです。結局、途中休憩で上がりましたので、45分くらいかかってしまいました。次回は、体力に合わせて一般ルートにします。
見えた! 展望台。
さて景色の第一印象は、霞がかっていますが、期待感通りの俯瞰構図が十分にありました。
明石海峡を行き交う大小の船や、釣り船の動き、そして見下ろす位置にいる鳥を眺めていると時間を忘れてしまいます。
明石海峡通過の巨大船は、発表されていてweb上で確認できますが、10万トン以上の船が通過するのも見たいです。見事な景色でしょうね。
次回は、クリアな大気の中の ドーンとでっかい明石海峡大橋を撮り、またアップします。第1回目は、いい場所が見つかりました。
見事に手入れが行き届いた県立公園で、それなのに公園は24時間自由に入れます。もちろん、駐車場もです。夜明けの明石海峡も見れることになります。となると、利用者のマナーが大事ですね。多分これから、年に2-3回は行くことになりそうです。
詳細は「あわじ石の寝屋緑地」サイトで確認ください。
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