キハ40系播但線の桜の季節が到来 桜2 Vol.15

キハ40/41を播磨但馬で追いかけるドライブ

 akirama 鉄道散歩 キハ40系を四季の景観の中に見る

227D キハ40-2046 太陽が山の上に出て、桜の花を輝かせる

227D キハ40-2046 太陽が山の上に出て、桜の花を輝かせる

国鉄時代の生き残りキハ40系気動車。首都圏色の生き残りのキハ40と希少な41が走る播但線非電化区間。本州東端の生息地で、非力なディーゼルエンジンを唸らし兵庫県の分水嶺のひとつ生野峠を越えていきます。キハ40が播磨から但馬の景観に馴染む四季の移り変わりを見るのが楽しく、足を運びます。

先日の播但線の桜は、少々勇み足の様に早すぎで2-3分だったし、谷あいの山に行くとつぼみだけでした。それではと、1週間後と思いながらも都合で10日後になったのがいけなかった。葉が出てきてしまった。桜の満開のジャストタイムはなかなか容易ではないですね。特に、山間部は、気温や日照が平地より微妙になるので難しいです。

そんな時に朗報。在来線のドクターイエローことドクターWESTに会うことができました。キヤ141とキクヤ141の黄色い2両編成のドクター、ちょっとまとめて次回にページを作成します。特殊列車ですから、ダイヤも知る人ぞ知るなのでしょうが、偶然の出会いでした。

〇 毎年楽しみな場所
〇 山間部の谷あいの桜
〇 あとがき

 毎年楽しみな場所

10日前は、2-3分咲きでした。前回のページがそうですが、桜の花というよりつぼみばかりで、少々勇み足だったようでした。そして、今回。だいぶ散りが始まり、葉も出てきてしまいました。3-4日前だったら、ばっちりの満開に出会うことができましたが、それがなかなか難しいことです。

桜のタイミングはずらしてしまいましたが、ドクターWESTと出会うことが来たのは、たいへんなラッキーでした。

221D キハ40-2046/キハ41-2003 夜明けが早く一番列車も明るい朝を迎えた

221D キハ40-2046/キハ41-2003 夜明けが早く一番列車も明るい朝を迎えた

223D キハ41-2004/2005 きつい朝日が当たり始めた

223D キハ41-2004/2005 きつい朝日が当たり始めた

220D キハ40-2008 上りの一番列車が行く ちょっと場所を変えた

220D キハ40-2008 上りの一番列車が行く ちょっと場所を変えた

224D キハ412004/2005 キハ41独特のこの顔つきは播但線だ

224D キハ412004/2005 キハ41独特のこの顔つきは播但線だ

何にも来ない時刻に 突然 キクヤ141/キヤ141が現れた。不意打ちだった

何にも来ない時刻に 突然 キクヤ141/キヤ141が現れた。不意打ちだった

 山間部の谷あいの桜

探してみると山桜が結構あって、ソメイヨシノと違った雰囲気を醸し出してくれました。大きな木も多く、樹齢もそれなりにあるようです。多くの場合、鳥が実を食べて、種を運んで自生したというところで、山のあちらこちらに群生しています。前回は、花一輪たりとも見られなかったのですが、気温が低いはずの谷あいながら、一気に花を咲かせたようです。

1225D キハ40-2008 ソメイヨシノに山桜の川沿い 生野越えを登る

1225D キハ40-2008 ソメイヨシノに山桜の川沿い 生野越えを登る

1225D キハ40-2008 あとひとつトンネルを抜ければ生野駅だ

1225D キハ40-2008 あとひとつトンネルを抜ければ生野駅だ

222D キハ40-2046/キハ41-2003 ほぼ逆光で朝日が向かってくる

222D キハ40-2046/キハ41-2003 ほぼ逆光で朝日が向かってくる

222D キハ40-2046/キハ41-2003 桜が咲き誇る山影を降りて行く

222D キハ40-2046/キハ41-2003 桜が咲き誇る山影を降りて行く

2D キハ189 但馬特急 朝一番のビジネス特急が大阪に向かう

2D キハ189 但馬特急はまかぜ2号 朝一番のビジネス特急が大阪に向かう

 キハ40系播但線の桜の季節が到来 Vol.14のページ

 あとがき

満開のジャストタイミングをずらしてしまいましたが、まあ素人が取る桜もの、こんなところで本人は随分満足しています。

後日、智頭急行沿線を他用で走ると、既に咲き終わったながらも葉とがくの色合いで桜とわかりますが、良い場所に結構あるものです。来年は、智頭急行沿線も狙いかもしれません。それも、普通列車の2両編成がいくつかるのですが、これがいいです。ただし、この線路、空中を走っているのが大部分なので、これが悩ましいです。