加古川飯盛山に縦横の送電線巡視路半日ハイク
akirama半日ハイクで、加古川飯盛山を歩く
akirama 半日ハイク 今回は、「加古川飯盛山の送電線巡視路」を歩く
加古川市平荘湖の北側に標高216mの飯盛山で送電線巡視路の一部を歩き山頂への半日ハイクです。ベテランハイカーにとっては、少し凸に上がったレベルなれど、冬晴れにちょっと汗をかいて何本もの送電線がまっすぐに通り抜ける山は、播磨地方の景色も広がり、ちょっとした興味で面白かったです。
〇 送電線巡視路
〇 飯盛山山頂へ歩いてみよう
〇 アクセス
〇 あとがき
送電線巡視路
先日、お弁当をもって平荘湖に行った際に、足元厳しく万全の装備の巡視活動をされているであろう方々を拝見しました。南西部の高砂や姫路の発電所から飯盛山を何本もの送電線が、東側麓の新加古川変電所に向かっています。これらの点検業務なのでしょう。山を見上げると何本もの送電線が目に入り、ちょっとした興味を持ち、今回は飯盛山を歩くことにしました。
電力会社の発電所から最終的な消費地に近い変電所までの高圧送電線は、野を越え山を越え、最短距離を進むがごとく一直線に進んでいるようです。その送電線に沿って鉄塔間を巡視路があるのを知りました。これは専用路とは限らず、ハイキングや登山道のなども利用されていて、逆に巡視路をハイキング道に利用している場合もあります。鉄塔間を一直線に進む場合もあるので、急坂など難所があります。ハイカーが迷い込まないように入口はカモフラージュしている場合もありますが、「火の用心」のプレートが目印として設置の場合が多いです。
さすがにプロの道で、険しいところもありますので、素人がむやみに地図記載の無い道を進むのは危険ですから注意ください。今回は、一般の登山者が飯盛山を歩く場合の登山道と兼用の、地形図に掲載されているルートのみを歩きました。くれぐれもご注意を。
飯盛山山頂へ歩いてみよう
さあ、歩いてみましょう。今回は、平荘湖古墳群の駐車場を利用して、閉館になったプール跡地の登山口から頂上へ行きます。登山口は、このアクア交流館東側を始め、あじさい園や自然の家付近など多くあります。

アクア館東の登山口 看板にも火の用心ならず火事に注意 道にはリボンが目印

冬晴れの空に飛行機に送電線 なぜかちょっとした興味から行きたくなった

何が面白いのか送電線鉄塔が見えてくると、ちょっとした興味から満足

鉄塔は「男鉄塔=懸垂形鉄塔」と「女鉄塔=耐張形鉄塔」に区別され、これは「男鉄塔」

加古川右岸の景色と新加古川変電所

相ノ山からの登山道との三差路

飯盛山山頂 ここは見晴らし良くなく 少し手前に見晴らし良好の休憩場所

山頂下の休憩場所からは、加古川流域から淡路島迄の景観

歩きやすい登山道 赤いリボンや白いリボンが巡視路の目印なのか

これは「女鉄塔=耐張形鉄塔」いつの間にか覚えてしまった

飯盛山山頂

平荘湖の東側 淡路島まで見えるが霞がかり

いくつかの発電所からの何本もの送電線が変電所に向かう 飯盛山は三線が横切る

変電所の周囲は 鉄塔と送電線だらけ ここは完全な巡視路で登山道とは違った

火の用心プレート これは大きいタイプ 巡視路の表示

平荘湖の古墳群跡に戻る 水が引くと出る石群 他にも石室など多くが残る
アクセス
道路 R250 R2から加古川右岸の「高砂加古川加西線」を北上
駐車場 平荘湖古墳群、あじさい園 自然の家、各登山口付近には無料駐車場有
地形図「加古川」523417
地形図のオンラインショップは、全国版を見れます。
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あとがき
播磨の低山は半日ハイクには良いチョイスで、気楽に歩ける楽しいハイキングになります。本日は、10800歩 7kmほど山を歩いたぐらいで、身体の循環器系が活性されたでしょう。鉄塔や送電線ルートに興味を持つ方が多いそうで、自然の山の中に人工的な巨大構築物が、不思議なちょっとした興味を持たしてくれる感覚は、私にもありました。
ハイキング道を歩いていて、火の用心のプレートがあると、そこは送電線巡視路の入口です。
不思議の国のアリスのウサギが出てきそうです。