冬の日本海は荒々しくすごみがあった
akirama ドライブ

竹野浜海水浴場 波動が大きな波しぶきになる
一気に冬になる昨今ですが、当日はなんと寒波の一陣がやってきて、雪予報が的中で但馬地方は場所によってうっすらの雪模様でした。12月に入ってスタッドレスタイヤの冬装備に変更していたので、何の心配もなく走れ、冬の但馬ドライブは、雪のきれいな景観を見ることができます。1-2月の積雪時のスノードライブの下見も兼ねて行ってきました。
同時に鉄道散歩で、冬季カニの季節に臨時で走る「はなあかり」連結の「かにカニはまかぜ」を昨年に引き続き撮りたいので、そのロケーション調査も含めてのドライブでした。
○ 但馬海岸の冬
○ はなあかり どこで撮る
○ あとがき
但馬海岸の冬
夏の海は、華やかな青空と明るい太陽光に照らされた海で、すべてが明るい色合いですが、冬は一転します。それも、冬の日本海は、グレートーンで寒い色合いで、強い北西風で作られた荒い波が支配し、見るものに冬の厳しさを伝えるに十分な景観です。
これに雪が降りしきり、積雪で白い海岸や周辺の木々に集落が加わると、もうまさに寒い冬景色です。今回は、現豊岡市の西端の竹野町の海岸に行きました。竹野町の海岸線の入り江入り江には、集落があり、規模の大小もあるので見え方が変化してきます。夏は、それぞれが大小の海水浴場になり賑やかですが、冬ももう日本海の荒々しさ恐れ入るばかりの閑静さです。
ここらでは、規模の大きな海水浴場のある竹野海岸から西へ向き、佐津までの海岸をのんびり走り、その景観を味わいました。

北近畿豊岡自動車道は、冬タイヤ規制になっていた

竹野海岸 普通の状態だろうが、なすすべもない自然の力

対岸に見える洞窟は 淀の洞門 ぽっかり大きな穴

動かな落ちない「はさかり岩」その波しぶきが霧のようだ

小島のような地形が風裏を作る 秘密基地みたいで憧れる

ふと見つけた里山の柿 熊が来ないかな 雪景色ではいい雰囲気

スーパーで見つけた地元の安価でおいしいおみやげ にぎすとはたはた
はなあかり どこで撮る
「かにカニはまかぜ」3連に「はなあかり」3連の6両編成になります。大阪出発時は、先頭側がはなあかりですが、姫路で向きが変わって播但線に入りますので、先頭はいつものキハ189ですが、後ろ3両がキロ189のはなあかりです。下り列車の撮影には、後方重視にならざる得ないのですが、なかなか6連をきれいに写せるロケーションは難しく、昨年は矢田川橋梁で前側からでした。日本海をバックに写せればいうことなしですが、難易度が高いです。冬なので、雪と合わせたい気持ちです。でないと、冬は面白味が欠けるシーンになりそうです。絶好は鎧駅ですが、地元の狭路ですから冬の積雪時によそ者が行くところではないでしょう。
撮影地を探しに出かけました。2カ所見つけてきましたので、雪が降ったら定番キハ40系と、はなあかり連結のかにカニはまかぜを後方から6連すべてを撮れそうです。

竹野駅 こんな雰囲気が大好きで、弁当持って1日いられるよう

竹野駅列車交換 これでも特急停車駅だ

特急はまかぜ1号 希少価値の6両編成ディーゼル特急

城崎から香住への特急乗り継ぎ冬期臨時普通列車
はまかぜとキハ47を写した場所。田んぼが広がるので、左側に移動して広角で撮ると、後ろからはなあかりを6両全編成を写せます。列車強調の撮り方になってしまい、これではもったいなく、積雪で真っ白な背景で映える角度と位置を考えます。とりあえず、6連確実だ。

キハ40単機 この俯瞰の場所も良いですが……
この俯瞰で、はなあかりを後ろから6連すべてを撮れます。しかし、後ろの雑音が気に入らないので、角度を考えるか、真っ白な田んぼから水平レベルにするか。要検討。
臨時列車ながら「はなあかり」は、「かにカニはまかぜ」と同様にほぼ毎日運行なので、雪が降ったら通えば、いいロケーションで撮れそうです。
アクセス
北近畿豊岡自動車道経由で竹野町へ向かうのが、一般的で早い。
google map
あとがき
夜明け前に出発して昼過ぎに戻ってくるという手ごろな行程でした。夜明け前に出発は、平日の朝のラッシュを避けるパターンで、快適に時間を読める動きができます。朝ごはんのパンとおにぎり、お昼用の弁当と、食べ物はそれなりに持って行きます。ポットに湯を持てば、コーヒーやお茶が温かく飲めますし、カップ麺もあります。
1-2月のスノードライブは、スタッドレスタイヤは勿論ですが、チェーンやスノースコップなどの異常気象の用意も怠りなくです。ラゲージのケースには、カップラーメンに水、湯沸かしコンロなどのデイキャンプセットも常備しています。一級国道でも積雪で止まることもあるので、備えあれば憂いなしです。