貨物列車 長大編成をけん引の機関車 Vol.2 麦秋の山陽本線

実りの麦秋を駆け抜ける長大編成貨物

 akiramaドライブ 四季の自然を走る機関車けん引

EF210-147 1時間半ぶりの上り 待機列車が動き始めたようだ

EF210-147 1時間半ぶりの上り 待機列車が動き始めたようだ

最大26両編成、積荷重量650t 編成総重量1200-1300tの巨大な貨物列車。時速100km/h以上で日本の大動脈を突っ走ります。最新型のJR時代の電気機関車のけん引されていますが、ここでもわずかに国鉄時代のEF2桁の強者が残っています。まずは、圧倒的多数を誇る主力 EF210型電気機関車が走る沿線四季を追いかけます。そして、古き強者に会えるチャンスを探します。

貨物列車の疾走を四季の景観で撮りたいと思っても、500mを超す長大編成は、手強い。長く巨大で速い速度で移動するものを表現するのが容易ではありません。暫く勉強ですが、備忘録レベルで記録をしています。

今回は、収穫が近い麦畑沿線の長大貨物列車を見ました。上郡駅西の麦畑地帯で、高低差レベルも少ない畑の横を疾走する姿です。水田は、未だ田植え前で水が張られた姿ですが、夏になり秋になれば勢いある緑の姿から実りの色を見れるでしょう。

初夏は、麦秋のEF210です。

当日は、前日の大雨の影響であちらこちらで運休になり、その影響で午前の半分以上の貨物は、運休と大きなダイヤ変更で退屈さがありました。また、ダイヤ変更で列車番号不明、まあ前日からの情報でさかのぼりもできるでしょうが、手を出していません。

また、麦秋と言うならば、もう1週間か10日先の方が良かったかもしれませんが、これが難しい。ここぞと思って出向くと収穫後とか、雨天が続きます。今日は良い天気だなあの好天に恵まれ、強い太陽光に麦が輝きすぎもありました。これで、満足な一日です。

63レ EF210-308 無風で角度と位置で水鏡になりそうな水田

63レ EF210-308 無風で角度と位置で水鏡になりそうな水田

55レ EF210-105 優等列車はダイヤ通り 桃太郎文字だけの105号機

55レ EF210-105 優等列車はダイヤ通り 桃太郎文字だけの105号機

1051レ EF210-124 同じ場所で待ち構える

1051レ EF210-124 同じ場所で待ち構える

EF210-323 1時間強ぶりの下り だいぶ運休がありそうだ

EF210-323 1時間強ぶりの下り だいぶ運休がありそうだ

1086レ EF510-6 遅れ僅かで赤い日本海機関車がやって来た

1086レ EF510-6 遅れ僅かで赤い日本海機関車がやって来た

EF210-355 随分と待機していたのだろう お気の毒だ

EF210-355 随分と待機していたのだろう お気の毒だ

5050レ EF210-122 ほぼオンタイムで山を越えてきた

5050レ EF210-122 ほぼオンタイムで山を越えてきた

EF210-129 これも待機時間が長かったようだ

EF210-129 これも待機時間が長かったようだ

3050レ EF210-322 3時間遅れで通過

3050レ EF210-322 3時間遅れで通過

EF210-153 上り下りが千種川鉄橋で交差 その轟音はとてつもない重さを感じる

EF210-153 上り下りが千種川鉄橋で交差 その轟音はとてつもない重さを感じる

1055レ EF210-158 続けて来た こちらはオンタイムで運行中

1055レ EF210-158 続けて来た こちらはオンタイムで運行中

 あとがき

撮り鉄と呼ばれるのは、昨今ではよくない響きがあるので避けています。鉄道散歩の備忘録です。昨年の麦秋は、播但線のキハ40系の景観でしたが、今回は25倍近い長さの長大編成を麦畑で見ました。

EF210型機関車は、もう小さくなって見えにくいのに最後尾はまだこちらにも来ない。長い重いの幹線貨物列車の真骨頂です。麦秋が終わると、次の対象はどこが良いか。街が見えず家屋のない景観で見たいので場所が限られますが、夏の勢いある稲の緑を前に、次の場所を探します。