春が旬。朝獲りのおいしい苺を食す
加古郡稲美町のいなみ野を歩いて、兵庫県下最古のため池の天満大池に隣接の「にじいろふぁーみん」へ、いよいよシーズン到来のイチゴに会いに行きました。ぶらっと半日ハイキングです。
「にじいろふぁーみん」とは、JA兵庫南の農産物直売所の大型店で、旬の野菜から果実を採りたて新鮮で販売しています。
とにかく、このきれいなイチゴ!苺色の赤い実、その香りと風味は誰もがうまい。そして、近年「明石清水の苺」はブランド化されてきて、稲美町も含み周辺地域のイチゴ生産は活性化されています。色合いと香り、そして風味は、うまいと感じる上物で、その上に、とても大きなイチゴもあります。
全体的に大粒ですが、大きなものはコンビニのおにぎりのような大きさです。このレベルになると、さすがにブランドらしい価格帯ですが、今回購入したものやジャム用として売られている不揃いなものを含めて、リーズナブルな価格で直売されています。
ひと口で食べられない大きなイチゴ、これはこれは見事なもので、感心を致します。
大きさと色合いの上物、そして普通に見える価格帯で多くが並んでいるイチゴ、しかし、大きなものを見ているから小さく見えてしまう相対的ですが、絶対的には平均的なものでも十分に大きいのが特徴です。さらに、不揃いで少し色合いがちょっと良くないようなジャム用とあります。今度は、ジャム用を買って来て、ジュースを作ろうと思います。
シーズンは、5月初旬までありますから、ピークの頃にまた出かけます。こんどは、たくさんそろえて苺三昧をしてみます。
我が家にスパークリングワインが1本ありました。
映画プリティーウーマンで、リチャード・ギア演じるエドワードが、苺をつまみながらシャンパンを飲むと香りが引き立つと言っていましたが、これをやってみたくなりました。
シャンパンとは、フランスのシャンパーニュ地方特産のスパーリングワインを言いますので、他の銘柄はスパークリングワインで、当然私の在庫もそこらのスパークリングワインです。しかし、イチゴの方は、フランスの星がたくさんあるようなレストランにも負けない「苺」ですので、それなりの勝負になるのではないかと思いました。
うまい。苺の甘みと酸味の風合いに何とも言えなくおいしいものになりましたが、香り引き立つ方の素が大したことないので、美味いのは旨いにしても香りが引き立つは、私にはわかりません。それでも、まだまだ気温は低く寒く感じますが、春が来ている実感は味わえたような幸せ気分です。
コンデンスミルクをたっぷりかけても良いでしょうし、ミキサーで牛乳と合わせるのもおいしいでしょう。ホワイトリカーと漬け込むのも春を味わえると思います。もちろん、そのままかじっておいしいのがイチゴですね。次の機会を楽しみにしています。
ご当地名物イチゴは、各地にあるのでしょう。そんな中のひとつが今回のイチゴでしょう。しっかりとした赤い苺色の大きな実は、寒い季節の終わりを告げて、まさに春です。