工賃や煩わしい予約も不要のDIYでタイヤ交換
akiramaの日々のいろいろ Daily Happening

スタッドレスタイヤから夏用タイヤに交換
akiramaの日々のいろいろ Daily Happening。テーマは、「タイヤ交換」
DIYレベルでタイヤ交換をすると、工賃なし、煩わしい予約も必要なしで、1時間ほどで完了です。タイヤホイールがセットならば断然お得です。
車載のジャッキとレンチでもできますが、4本となるとたいへんな労力が必要でNG、機材をそろえる必要があります。年2回の夏冬タイヤの交換は、あっという間に元を取りますし、何よりも好きな時間にできることが、大きな魅力です。
コストも時間も惜しまないならば、業者任せが一番ですが、私はそれが面倒です。また、パンクしたらJAFにお願いならば、これも業者にお願いが一番です。
〇 冬タイヤの必要性
〇 タイヤ交換のコスト
〇 必要機材を揃える
〇 DIYでやってみる
〇 あとがき
冬タイヤの必要性
スキーに行くなら勿論、日帰りだろうとドライブをします。というならば、冬タイヤ、いわゆるスタッドレスタイヤは必須です。保管場所の問題もありますが、冬タイヤがあれば、行動範囲を大きくできます。僅かな積雪に対して夏タイヤでは、何をする術もありませんし、命に係わるような事態も生じます。チェーンは、不自由です。雪が降らないところの車も、降雪地域への仕事やドライブがあるならば、スタッドレスタイヤが必要です。
ただし、課題があります。タイヤは嵩高く、4本常備するとなると保管場所が必要です。しかし、駐車設備+タイヤ保管場所は、同レベルの位置づけかもしれません。これは、必要度合と考え方で決まってきます。

十字レンチ トルクレンチ 今回初顔の電動レンチ
タイヤ交換のコスト
冬前と春に、タイヤ交換をします。私の場合、12月に入ると冬タイヤを履き、3月半ばでまた履き替えします。
タイヤショップにガソリンスタンドやカー用品チェーン店で、タイヤ交換依頼ができます。しかし、交換工賃と作業時間が必要です。
交換工賃は、4本安くて 3000円。これは、購入したタイヤ屋さんです。その他、希に4000円もありましょうが、5000円から8000円などが多く、1本5000円なんかもあります。さらには、バランスが必要とか余計なことまで言われて、これらの倍以上のコストになっているようです。
さらには作業の予約まで必要になり、結構面倒なことで1日の大部分を費やすことになります。このコストと時間の制約が気に入らなく、随分前からDIYでやっています。狭い駐車スペースですが、何とか作業をします。好きな時間にできますし、重たいタイヤを4本も担いで出かける必要もありません。
作業をする交換用の機材が必要ですが、このコストですから時間の制約も含めて、すぐに元が取れます。

スタッドレスタイヤがあれば、雪降る播但線に行って、雪のキハを撮影

これは付録 純正の鉄ホイールを黒に塗り替え きれいにできた
必要機材を揃える
車載のジャッキとレンチで、やってやれないこともありませんが、とんでもない作業になるので、これは無謀です。あれは、あくまでもパンク用です。
●最低限必要なもの
- 油圧フロアージャッキ(2-2.25t用) 7000円前後
- 十字レンチ 2000円前後(40年以上使用中)
- トルクレンチ 5000円前後
外資系通販サイトで購入 日本のメーカーならば問題ないと思って使っています。わけのわからない中華製はやめましょう。KTCやトネのようなプロ用は、必要ありません。でも随分高くなりましたね。買った時は、こんな価格ではありませんでした。レビュー読んでいるとある程度の見当は付けられます。お気に入りの日本メーカー製品を見つけてください。
これだけあれば、ジイでなければできます。ジイでも、私のプロボックスならばできます。
さらにあれば便利なのが、電動インパクトレンチ。これは、他機材の元が取れているので、今回投資をしました。何千円のレベルですが、十分なパワーがあり、気抜けがするくらいの楽ちんでした。
作業スペースと保管場所だけは必要です。

メルテック社の2.2t 油圧フロアージャッキ しっかりと稼いでくれます

トルクレンチ BAL(大橋産業製) 車用としての使用はこれで充分だろう

BAL(大橋産業製) 車用の電動インパクトレンチ 初顔で楽ちんだった
DIYでやってみる
実作業時間は、1時間もあれば十分で、プラス準備と片づけ、タイヤの洗浄です。それでも、作業依頼に行くより、簡単です。
注意点
- 自動車メーカーの取扱説明書、タイヤ交換について記載されている。
- 取扱説明書の通り作業をする。仮緩め、仮締め、本締めの手順は、重要。
- 輪止めをする。脱着の対角線のタイヤに施す。勿論、平たんな場所で作業。
- 私は、サイドのジャッキアップポイントから1本ずつ作業をします。
- これが、安全で一番効率が良く、1本ずつ作業完了をさせます。
- 僅かに仮緩めをしてから、ジャッキアップして、すべてのナットを外す。
- タイヤを替えて、十字レンチで仮締めをしてからタイヤを接地させ、ギュッと本締め。
- 最後に、トルクレンチで、メーカー指定の締め付けトルクで締めて完了。
- 私は、小心者なので、100km走行後に再度トルクレンチで増す締めをして確認しています。
- トルクレンチは、私は必須アイテムです。
※ 今回は、撮影があったので広い場所を借りました。いつもは、狭苦しい車庫です。

輪止めは必須 脱着タイヤの対角線上の車輪にする 角材で自作の輪止め

サイドのジャッキアップポイントでリフト 仮の緩めをしている

締め付けの仮締めは、十字レンチでゆっくりと締める

手動で締めた後、電動レンチでギュッと締めこむ

最後は、トルクレンチ使用 メーカートルク値で本締め 完了
あとがき
ほぼ3か月の期間に走行をするためのスタッドレスタイヤ。雪国に住まないならば割高な代物ですが、なかなか長持ちします。その分、冬ならではの雪景色を見に行くことができ、これまた見聞を広められます。年2回のこの作業、面倒とも思えますが、その面倒とコストをかけても、見てみたい景色があります。冬期の撮影でのスタッドレスタイヤは、必須アイテムです。
DIYで作業ができればコストも時間もセーブでき、スケジュールに無駄がなくなります。