山を桜色にする満開の日
akiramaの日々のいろいろ Daily Happening
akiramaの日々のいろいろ Daily Happening。「桜 2020 日笠山の桜」
昨年は、近隣の桜を「my桜」応援団をして、3月中旬から満開までを日々追いかけました。満開にいつなるのかと追いかけ、見事に咲き誇ると我がことのようにうれしかったです。
今年は、高砂市と姫路市の境界にある低山「日笠山の桜」を追いかけました。満開になると山の中腹から山頂にかけて桜色に染まる見事さです。
目次
〇 桜の開花、満開の基準は何か
〇 2020年開花の日
〇 日笠山の桜が満開
〇 あとがき
桜の開花、満開の基準は何か
公式には気象庁の「生物季節観測」に基づいて発表されますが、素人目には「咲いた」です。
桜の開花から満開
気象庁の各地の標準木とする桜に5-6輪の花が咲いた最初の日、と定義されています。この標準木は、全国に58本あり、北海道と沖縄県の一部以外は、すべてソメイヨシノです。
そして、満開は、標準木で80%以上のつぼみが咲いた状態となった最初の日だそうです。素人目には、50%も咲くと満開のように華やいで見えます。
生物季節観測
この桜の開花や満開は、気象庁の生物季節観測のひとつで、統一した基準によりうめ・さくらの開花した日、かえで・いちょうが紅(黄)葉した日などの植物季節観測や、うぐいす・あぶらぜみの鳴き声を初めて聞いた日、もんしろちょうやつばめ・ほたるを初めて見た日などの動物季節観測もされています。
植物は、それを見ていればわかることですが、動物を初めて見た日というのは、たいへんでしょうね。
2020年開花の日
明石の桜は、3月23日でした。昨年は、3月27日でしたので4日も早く桜を愛でることができ、その後若干の花冷えもありましたが、一気に気温は暖かさを増して、心地の良い春の訪れになりました。
日笠山の桜が満開
もう満開と言ってよいような見事な桜の花です。低山とはいえ、山の桜は平地に比較すると若干遅めに咲き始めました。
日笠山の桜は、桜並木ではなく桜の林です。周囲を桜に包まれた、桜色の世界の中に入ってしまうような見事さです。山の遠景は、その桜の林が山の中腹を桜色に埋めています。
あとがき
桜が咲くのはとてもうれしい。寒がりの私には暖かさを約束してくれる心待ちの日です。
街中の見事な桜を「my桜」にした昨年も感嘆の気持ちをもって満開の桜を見ましたが、今年は、遠景で見る桜色の山腹、そして山に登り、桜の林の中で桜色に囲まれる贅沢な花見でした。
ここは、ノジギク保存会の方々がボランティアで桜の木々も手入れをされています。清々しく手入れをされている桜の林の斜面は、たいへんなご苦労なことと存じます。
また、来年も見事な桜を楽しみにしています。