キハ40系 山陰本線香住 2回目の雪の日の映え

キハ47 雪の朱5号きれい 吹雪の中をはなあかりも走る

 akirama 鉄道散歩 キハ40系を四季の景観の中に見るドライブ

キハ47 168D 城崎温泉行 2時間半ぶりの列車通過 閑散としたダイヤの本線だ

キハ47 168D 城崎温泉行 2時間半ぶりの列車通過 閑散としたダイヤの本線だ

国鉄時代の生き残りキハ40系気動車。いつもは、本州最東端の生息地の播但線の四季の景観を味わっていますが、冬らしい雪が少なく山陰本線に行きます。2月初旬の雪予報の日、キハ47を撮ることができましたが、臨時特急はなあかりが残念ながら運休日で見ること叶わずでした。40系とあわせてはなあかりの探訪に冬の但馬へ向かいます。

〇 今回も余部は吹雪で退散
〇 香住西の矢田川橋梁
〇 誰もいない香住駅
〇 あとがき

 今回も余部は吹雪で退散

朝の豊岡通勤渋滞を避けて、国道9号経由で香住に向かいます。村岡町に入るとR9も白さを増し、さらに県道4号は積雪路です。香住町内は、雪がひと段落していて、前回も吹雪になり退散した余部駅に向かいますが、浜坂への国道178号が余部から先が積雪通行止めで、国道の先に除雪車が2台見えます。早々の退散です。途中の鎧駅に通じる道も、結構な積雪で地元に迷惑をかけてはいけないので、断念。なかなか、冬の但馬の景観を味わうのは、容易なことではありません。春になったら改めて春爛漫を味わいに行きます。

但馬地方の積雪は珍しくもなく、県道4号を香住に向かう

但馬地方の積雪は珍しくもなく、県道4号を香住に向かう

霞んで余部橋梁が見える 吹雪いてきていて、この先国道は積雪通行止め 退散!

霞んで余部橋梁が見える 吹雪いてきていて、この先国道は積雪通行止め 退散!

融雪装置のある道路 滑りにくい長靴は必須だ

融雪装置のある道路 滑りにくい長靴は必須だ

 香住西の矢田川橋梁

矢田川橋梁周辺は離合のできる道路で、通行に支障のない駐車もできるので、今日もここでキハ47を撮ります。とにかく、この駐車場所は、絶対に地元に迷惑をかけない選択が必要です。無ければ、その場所は選択外です。前回とは、立ち位置を変えて見え方を作りました。

はなあかり はまかぜと同じキハ189系のキロ3連です。それを豪華絢爛なプレミアムグリーンまで備えた臨時特急の観光列車です。3/14まで木曜運休でかにカニはまかぜに併結で、大阪-浜坂を走ります。4月からは、大阪-尾道間を片道5時間で走るようです。キハ40系の追っかけには無縁のような関係ですが、播但線を走るので少々興味がありますし、6連のディーゼル特急は、全国的にも貴重です。

キハ47 165D 浜坂行 香住で列車交換だったが、2時間半ぶりの下り列車

キハ47 165D 浜坂行 香住で列車交換だったが、2時間半ぶりの下り列車

はまかぜ1号鳥取行 キハ189系 定期の但馬特急は、先行の普通を追いかける

はまかぜ1号鳥取行 キハ189系 定期の但馬特急は、先行の普通を追いかける

キハ47 172D 豊岡行 浜坂からやってきた。僅かな地元の足だ

キハ47 172D 豊岡行 浜坂からやってきた。僅かな地元の足だ

キハ47 531D 鳥取行 はなあかりが猛烈に追いかけてくる 早く逃げろ!

キハ47 531D 鳥取行 はなあかりが猛烈に追いかけてくる 早く逃げろ!

来た!カニはまかぜに+はなあかり キハ キロ189 鉄橋手前から大きく加速する

来た!カニはまかぜに+はなあかり キハ キロ189 鉄橋手前から大きく加速する

吹雪いた中を加速して2つの峠を越えをする かにカニはまかぜ+はなあかり 山陰本線の雪

吹雪の中を加速して2つの峠を越えをする かにカニはまかぜ+はなあかり 山陰本線の雪

 誰もいない香住駅

1日に上下6本に臨時上下2本のディーゼル特急、それも6両の編成5400馬力という全国的にも珍しい列車が行き来する駅です。上りも下りも4列車ですが、そのうち3号と6号は香住発着です。そんな観光地の駅にも関わらず、ここは無人駅。勿論売店もなく、駅前にコンビニなんてとんでもない駅です。

特急急行、そして普通の昼行夜行が多く走っていた時代が懐かしく、その当時を思い起こすような長く幅のあるホームは、立派です。城崎や湯村のある浜坂と違い温泉旅館がない香住、ちょっと生き残れなかった寂しさが見えてきます。

豊岡-香住 折り返し運行の7167D/7170Dは、3/14までのカニの時期、城崎温泉駅の電車特急の連絡用臨時列車です。

香住発豊岡行 7170D キハ47 客も駅員もいない駅 運転手さんの出発前点検中

香住発豊岡行 7170D キハ47 客も駅員もいない駅 運転手さんの出発前点検中

改札前のいわゆる特急ホームで折り返し発車の7170D 冬期カニ専用運行か

改札前のいわゆる特急ホームで折り返し発車の7170D -3/14まで冬期カニ専用運行

7170D 出発 城崎温泉駅で大阪行き特急接続をするのがお役目みたいだ

7170D 出発 城崎温泉駅で大阪行き特急接続をするのがお役目みたいだが、乗客ゼロでした

7170Dが発車して、しんとしたホームで「蟹の爪」は、お客を待っています

7170Dが発車して、しんとしたホームで「蟹の爪」は、お客を待っています

過去の貨物ホーム トムやワムが止まって荷積みしてのだろう 線路は残されている

過去の貨物ホーム トムやワムが止まって荷積みしてのだろう 線路は残されている

キハ47 7170D 運転手1人だけで出発 誰もいない香住駅と列車

 あとがき

余部と鎧に行けなかったのは残念ですが、冬の但馬は厳しい自然環境です。雪景色で撮るとなれば、天候の運も必要になりますので、場数が平地よりはるかに必要でしょう。それでも、前回と2回で、こんなもので素人ジイは満足という感じです。播但線へ出向くのとは違い倍以上も遠く、これで上出来でした。

城崎終点の電車特急に比較して、最長鳥取まで走るはまかぜは、四季折々の山陰地方の美しい景色の中を疾走しているんですね。播但線の城崎温泉行直行キハ40で乗り継いで、キハ47で鳥取まで行ったら、40系満喫の旅になりそうです。城崎駅は売店があり、駅弁もお酒もたんまりあるので、兵站補給ができます。