古くからの石切りからできた奇岩と採石場跡を歩く
akiramaハイキングのミニ散歩
akiramaハイキングのミニ散歩。「石の山の奇岩を見る」 古い採石場跡地にできた奇岩「ゴリラ岩」と珍しい石畳の県道の坂道、その周辺の採石場跡地。石の山に囲まれた高砂北部の竜山周辺を散歩程度に朝一番に空気を吸いに歩きました。
目次
〇 採石でできた奇岩「ゴリラ岩」
〇 珍しい石畳の県道の坂道
〇 採石場跡地 竜山石採石遺跡
○ アクセス
〇 あとがき
採石でできた奇岩「ゴリラ岩」
採石でできた山の削り跡が、ゴリラの横顔みたいに見えます。
海岸の岩や山の岩が、様々な浸食で出来上がる奇岩は、全国各地に見られます。これは人工的に作られたものなのでしょうが、偶然の産物です。
山の木々が成長して、あごの周りは「髭」を生やしたようになってきました。
この角度だけしか見えず、北側から南側を向くと、ゴリラの右横顔が見えます。
県道393号坂道から北へ500mの辺りで見えてきます。この面構え。
珍しい石畳の県道の坂道
県道393号線の200メートルほどの坂道が、このような石畳になっています。
200mで23m昇る坂道ですので、11.5%の坂です。鉄道でいうと115‰で、箱根登山鉄道の80‰より急ですが、道路では、ある程度の急坂というところでしょう。
でも、短い一部とはいえ、県道で石畳は珍しいです。
採石場跡地 竜山石採石遺跡
竜山石採石遺跡です。古くは、古墳時代などというような記録もあるそうです。
ここ以外にも周辺多くの採石を終えた跡地が残っています。勿論、石材としての現役の採石場もあり、なかなかちょっとした迫力です。
この採石場の南側の観濤処と生石神社を結ぶ尾根伝いに道があります。危険につき、現在は立ち入り禁止になっていますが、切り立った崖の上の細い道を歩く動画があり、私はとても歩けない恐ろしい崖の上です。
大きな1枚岩の崖を見ていると石のすごさが見えるようです。姫路城の石垣もここの竜山石です。東に流れる法華山谷川を使って様々な場所に運んだそうです。
アクセス
JR神戸線 宝殿駅 県道393号石畳の坂まで約1.5km 22分
駐車場 生石神社にあります。
あとがき
ハイキングというレベルではなく、散歩です。
何と言っても外出自粛の時。長い時間を滞在するのもいけないでしょうから、朝一番の閑散時間帯に1時間ほど散歩程度に空気を吸いに歩きました。まあ、車で出向いて、少し歩いて帰るというパターンです。
ここは、石の宝殿で有名な「生石神社」がありますが、生石山散策も含めて、別の機会、平日の人がほぼいない時間に出向いて、ご紹介をします。文中にある浮石の写真は、以前に撮ったものです。改めて作成します。
とにかく石だらけのエリアですが、いろいろ奥が深そうですが、短時間で少し経巡り歩くのが、今はこれで我慢の時期です。