楽しい車窓に、名古屋城で花見 おいしい晩ごはん
akirama行きたい 鉄道の旅
今年は3月に寒い日が続き、サクラの開花が4月になってしまった。ちょうど良い具合に名古屋の知人に会いに行きながら、尾張62万石の名古屋城で花見をしました。さすがに、桜の木々が育ち見事に満開の景観を見せてくれました。
そして、今回も青春18きっぷの旅で東海道本線の車窓を満喫する、往復在来線の旅です。
○青春18きっぷ
○名古屋城の花見
〇うまいもの食べた
○行程
○あとがき
青春18きっぷ
春 夏 冬休みの期間に12,050円/1枚で、日付の変わらない0時から24時まで、JR線の普通列車快速列車に乗り放題です。5回/日/人で、1人で5日間か複数人延べ5回/人乗るか自由です。基本JR線のみですが、一部例外区間もあるので、年々と小難しくなっています。
筋金入りの「鉄」が付箋だらけの時刻表を持ち、1日で一気にどこまで行くかと知恵を絞り乗ったというのが往年ですが、近年ではグループ旅行の集団切符化して、「鉄」の影が薄くなってきているようです。青春18きっぷどころか玄冬70きっぷの感です。グループ旅行が集中すると乗車人員が多くなり、ローカル線の1両に満員!都市部の地下鉄です。言い換えれば、それだけ人気のある12,050円で1回2,410円は格安、何でも値上げの世の中に価値あるチケットです。
名古屋城の花見
金のしゃちほこで有名な名古屋城。戦災で焼けてコンクリート造りになっていますが、金の鯱は誇らしげに空高く輝いていました。名古屋城の堀は、石垣の改修工事とかで水が抜かれているものが少なくなく空堀だらけですが、むしろ水が無い方が、深く広い堀をあからさまに見え、その威容に大藩の城構えを感じました。
木造で、例えば姫路城のような完全に当時の姿で復元したいという計画があるのですが、何かエレベーターの有無でもめていると聞きました。姫路城にも当然ありませんが、これは名古屋市の問題です。
有名な城跡に花見の季節ですので、観光客も多く、半分は東アジアかと思うほど……。
うまいもの食べた
名古屋城は二度目ながら名古屋は何度か訪れていて、時間がある時に必ず向かうのは、居酒屋の大甚本店。酔客には、それなりの有名人もいたり、地元企業のそれなりの方もいらっしゃるのでしょうが、食べるもの座席のすべてが庶民の居酒屋です。しかし、食べものは厳選されていて、いい加減なものはなく、酒は、広島西条の賀茂鶴。抜群の良い酒で、樽から徳利に酌まれます。樽の香りのするうまい酒です。そして、お代は、かなりのリーズナブルで、営業開始1時間も前から並び始める人気の店です。
未だまだこんな地下街が残っているの?という飲み屋街の地下街でさらに飲み、仕上げは、味噌煮込みうどんを頂きました。この味噌味がうまいんです。
名古屋のきしめん、名古屋駅に到着したらホームの立ち食いきしめんを食べろと知人に言われました。きしめん、これ名古屋だけですよ。かき揚げはお店で揚げていて、いやはやおいいしい。帰りも食べてから電車に乗りました。
行程
明石-米原-大垣-名古屋 or 明石-米原-名古屋の2パターンで、新快速を使用することで、特急スピードです。
平日に明石から京都間の新快速の混雑は、かなりのもの。仕事なら致し方なしですが、今回は旅。ですから、野洲で乗り換えしなくてはなりませんが、あえてAシート指定席を利用。のぞみ全席指定のようにどんなに混雑しても立ち客がいないので、快適です。当然、トイレも同じ車両にあるので、ゆっくりです。
運賃片道4510円を2410円ですから、かなりお得です。このお得で、野洲までAシート指定席利用したら、往復とも京都以西の混雑は、無縁になりました。
あとがき
名古屋に鉄道利用で向かうには、新幹線、近鉄特急、そして在来線と選択肢。新幹線は、半分以下の所用時間で速いけれど片道9000円近く、まあ鉄道の旅、車窓に釘付けになりながら、ビール片手に青春18きっぷの旅です。
久しぶりの青春18きっぷの旅が復活です。在来線利用で、名古屋方面へ向かう人があらゆる年齢で多く、また外国人もかなりの数です。ホテルやうまいものの費用が随分と楽になり、車窓からの景観が好きな私にとっては、乗っている時間が長いのは、それだけ楽しんでいられる時間が長いので、夏もこのパターンでどこかへ出かけます。