鳴門海峡 blog2018-06-29

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 2018 6月29日 鳴門海峡

南淡路の旅 3 (6/25-26)

鳴門海峡の急潮

鳴門海峡の急潮

播磨灘のある瀬戸内海の東側の出入り口は、明石海峡と鳴門海峡と呼ばれ、ともに潮の流れが速いところとして有名です。特に鳴門海峡は渦潮で有名で、ものすごい渦が急潮の際に生じます。昔、渦潮の中に龍が住んでいると言われていたと聞いたことがあります。科学的な解釈ができない時代にあの渦潮を見れば、龍以外には考えられないかもしれません。

この日は、あと1時間半で潮の流れはピークとなり、当日は8.9knotですから約16.5kmの速度になります。潮の流れは、左から右へと流れ、それが川のような勢いになっています。橋脚の左側は、段差ができる川のような流れになっています。最大最速で流れる日のピーク時は、海況に1.5mくらいの水の段差ができるそうで、まるで映画十戒の海までとは違っても、海に段差ができるなんて考えが付きません。

写真下に漁船が1隻、潮に逆らい海峡を突破しようとしています。エンジン音は、ほぼ全力を想像します。すでに時間からして、ピークの8割以上の流れになっていそうで、急な流れに突進しますので、エンジンの負担は大きく、プロペラは相当に頑張っていて、キャビテーションが生じる手前くらいではないですか。ここの海を良く知らなければ、できるものではないでしょうし、素人がこの潮での航行は簡単ではありません、プロの技量に脱帽です。

鳴門海峡から比較すると多少は緩やかな明石海峡でも、ピークの時間帯は近寄りがたい場所がいろいろとあります。潮の流れによる潮波、海底の形状や深度により複雑に変化して、厄介で怖いです。さらには、潮の流れへの向かい風が加わると、ぶつかり合いになり、さらに厄介です。いろいろな場所で、潮の流れや風の向きで航行に面倒なことが起きることがあります。

でも、そんなこと、どこかに書いてあるものは少なく僅かで、誰かに教えて頂くか、痛い目にあいながら覚えるものなのでしょう。私も痛い目に何回も会いながら、学習しながら海の怖さを知りました。最初の頃は、知識がないばかりの無謀ですが、日に日に学習をすればするほどに怖くなる一方で、潮の速い時間帯や風のある日は、明石海峡に近寄らないことにしています。小心者のmeiekeimaruとその船長は、船の性能と自身の技量は、自然界ではたかが知れているなと、つくづく思います。

byPixabay

大きな高気圧に覆われた凪の日に、播磨灘のあちらこちらにボートで出かけたいです。
一度は鳴門海峡を抜けてみたいと思っていますが、とてもとても。潮が止まる時間帯ならばできるでしょうから、この風光明媚な鳴門海峡を通過したいと強く思うようになる本当に美しいところです。この、鳴門海峡の南側に小鳴門海峡という、まさに川のような水路のような海域があって、勿論急潮の流れをしていますが、ここもきれいな景色を見せていますので、一度は航行をしてみたいです。

鳴門の渦潮、多くの方々がご覧になられているでしょうが、大潮の潮の速い時間帯の鳴門観潮船は、見事で、怖い自然を見せてくれます。一度ご覧ください。