山陽ハイキング blog2018-06-03

 2018 6月3日 山陽ハイキング

朝から晴天で気温は上がるもののハイキング日和です。

昨夜のサワラでの食べ過ぎを吹っ飛ばす良い天気で、なかなかに足取りも軽く爽やかです。

今日は、播磨の電鉄会社山陽電車のハイキングで、明石市の魚住神社集合で同市の金ケ崎公園を目指して行き、ゴールは江井ヶ島駅の12kmコースです。

写真は、魚住神社の能舞台ですが、未だ健在で、毎年能が催されます。いくつもの歴史的な建造物がここ魚住神社にはあり、様々な年間行事が催されていますが、この行事や建物がこの神社の歴史を物語ります。本日は、この魚住神社の海側に公園があり、そこが集合場所です。

ここから海岸沿いに西に進み、瀬戸川に沿って北に向かいます。ハイカーだけでなくサイクリストも走る、明石の海岸沿いの健康的なコースです。ちなみに、魚住神社の入り口は海側で、そこは魚住漁港です。漁港の周辺は小さな砂浜になっていて、これからの季節は、駐車場もトイレもあり、家族連れで楽しく海遊びのできる穴場です。舞子や大蔵海岸付近から、この魚住周辺までは潮の流れもあるので、海水がきれいで、家族連れで浜遊びができる明石です。

この瀬戸川沿いの道は、川の土手の上の道を歩いたり、農道のようなところを歩いたりですが、車も少なく歩きやすく開放感あるコースです。

北上して、瀬戸川を上流に向かい、国道250号線、JR、国道2号線を越えて山陽道の旧道を東へ向けます。全国各地にいろいろな旧道が残っていますが、趣のあるところが少なくありません。ここも同様で、生活の道路として集落を貫いていて、西福寺、清水神社を経て、昭和の面影を多く残す道筋を進み、最後に左折して丘の上の金ケ崎公園につきます。2時間弱の行程でランチタイムですので、老若男女誰でも歩ける高低差の少ない手ごろなハイキングコースです。

写真は、金ケ崎公園の木陰でランチタイムです。げんこつ大の塩の効いたおにぎり2個がうまいのなんの、冷えた緑茶で頂きます。ハイキングは健康に良いのか、炭水化物カロリーと塩は、健康に悪いのか、気持ちが良くておいしいのが現実です。うまい!でも、熱中症対策のアルミボトルに入れたポカリ2本とお茶も2本に蓄冷剤、これだけで相当な重量です。

ここからは、山電江井ヶ島駅まで下り一直線で、フェリーをして駅を目指すというものでしょう。自宅玄関までの全行程は、20,000歩程でした。15km弱で、やはり健康のために、歩かなくてはいけませんね。

関西の各私鉄やJRは独自に電鉄会社のハイキングを企画していますが、身近にこんなのがあったんだという感じです。ですから、山電だけにかかわらず身近ないつも利用している電鉄会社で催されています。

山陽電車のハイキングは毎回500人以上が参加。これだけでも驚きの参加者数ですが、予約申し込み不要で、集合場所に10時までに集まればOKという手軽さが参加者数を維持しているようです。山陽電車の各駅にはパンフレットもありますし、もちろんウェブサイトでも年間スケジュールがありますので、いかがでしょうか。